2026年6月20日(土)放送のテレビ朝日の人気番組「人生の楽園」は、山口県柳井市に属する瀬戸内海の島・平郡島(へいぐん)を舞台に、病を乗り越え、大好きな故郷へUターンして民宿と食堂を開いた宮本佐代子さん(68歳)と忠弘さん(73歳)ご夫婦の物語が紹介されます。
瀬戸内海に浮かぶ、自然豊かで温かな島・平郡島。この島で生まれ育ち、15歳で一度は島を離れた宮本佐代子さんと忠弘さんご夫婦が、長い年月を経て再び故郷へと戻ってきました。
大病を乗り越えたことをきっかけに、「島に戻るなら今しかない、魅力を伝えよう」と一念発起。2020年にオープンした「民宿 夕凪」と島唯一の食堂は、今や観光客だけでなく、島民の憩いの場としても深く愛されています。仲睦まじいご夫婦と、島の人々との心温まる交流に迫ります。
15歳で離れた故郷。都会の暮らしの中で募る「島への想い」
平郡島には中学校までしかなく、島の子どもたちは15歳になると親元を離れて本州の高校へ進学します。佐代子さんも同様に島を出て、広島の大学を卒業後は保育士の道へ。22歳の時、同郷で溶接関連の仕事をしていた忠弘さんとお見合い結婚をし、神奈川県で3人のお子さんに恵まれます。
都内での暮らしは笑いが絶えないものでしたが、どこか心にしっくりこない日々。お二人の心にも蘇っていたのは、温かい故郷・平郡島の風景でした。しかし、島には働く場所が少なかったため、まずは島に近い山口県光市へと移住。佐代子さんは保育園の給食調理の仕事をしながら、お盆や正月にフェリーで里帰りする時間を心待ちにしていました。
突然のがん宣告を乗り越え「島へ帰るなら、今」
転機が訪れたのは、佐代子さんが59歳の時でした。人間ドックでステージ3の「甲状腺がん」との診断を受けます。
幸いにも手術は無事に成功。この大きな試練を乗り越えたことで、佐代子さんの心に「島に戻るなら今しかない!そして戻るなら島の魅力を伝えよう!」という強い決意が芽生えます。この想いを夫の忠弘さんに打ち明けると、忠弘さんも大絶賛。
佐代子さんは45年ぶり、忠弘さんは50年ぶりに念願の故郷へとUターンを果たしました。そして、空き家になっていた親せきの家をリフォームし、2020年4月に「民宿 夕凪」をオープンさせたのです。
釣りたての地魚と島の恵み。島唯一の食堂で大歓迎

「島の美味しいものを食べてほしい」というお二人の想いから、民宿だけでなく島で唯一の食堂もスタート。メニューは日替わりで、釣り好きの忠弘さんが自ら一本釣りした新鮮な地魚や、島の豊かな自然が育んだ食材を使った料理が並びます。
かつて保育園の給食調理をしていた佐代子さんの腕前で作られる愛情たっぷりの料理は、島を訪れる観光客はもちろん、島で暮らす人々にとっても特別な憩いの味。病を乗り越えたご夫婦の明るい笑顔と美味しいご飯を求め、今日も「民宿 夕凪」にはたくさんの笑い声が響いています。
「民宿 夕凪」の店舗情報
番組で紹介された宮本さんご夫婦の宿・食堂の情報です。平郡島へは柳井港から定期船フェリーが運航しています。
公式のSNS(Instagram)アカウントは開設されていないようです。
| 店名 | 民宿 夕凪(ゆうなぎ) |
| 所在地 | 〒742-0041 山口県柳井市平郡2139-1(平郡東地区) |
| 連絡先(携帯) | 080-6306-4578 |
| 営業時間(食堂) | 10:00~14:00 |
| 定休日(食堂) | 日曜日・月曜日 |
| 営業時間(民宿) | チェックイン 10:00 / チェックアウト 13:40頃(※フェリーの時間に合わせて調整) |
| 宿泊料金(目安) | ※料金は参考価格です。 ・1泊2食付き:9,000円 ・朝食なし:8,000円 ・素泊まり:5,000円 ※食堂の日替わり定食は850円〜1,000円(要予約) |
| 収容人数 | 最大6名(2部屋) |
| アクセス | 平郡東港(フェリー乗り場)から徒歩約3分 ※柳井港(本州側)からフェリーで約1時間40分 |
| 特徴 | ご主人が手描きした、外観のカラフルでかわいらしい魚の絵が目印です。 |
※民宿の宿泊予約や食堂の営業時間、定休日などの詳細、および柳井港からのフェリーの運航スケジュール(平郡航路)については、事前に柳井市観光協会や公式の情報をご確認の上お出かけください。変更になる場合がありますので、ご確認ください。
→ https://heigun.jp/shop/yunagi/
まとめ
15歳で巣立った故郷に、数十年の時を経て「おかえり」と迎えられた宮本さんご夫婦。大病という壁を乗り越えたからこそ、「今を大切に、島の魅力を伝えたい」というお二人の純粋な想いが「民宿 夕凪」という形となりました。
お互いを支え合うツバメのように仲睦まじいご夫婦の姿と、島の人々との温かい絆は、私たちに「本当に大切な暮らしとは何か」を優しく教えてくれます。瀬戸内の心地よい風が吹く平郡島へ、お二人の笑顔と美味しい島料理に会いに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。