もんげーバナナ(農業法人 D&Tファーム・モーニングショー)通販・お取り寄せ

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モーニングショーで、農業法人D&Tファームの凍結解凍覚醒法で栽培される皮ごとまるごと食べれるバナナ「もんげーバナナ」が登場!

2018年11月13日放送のテレビ朝日「モーニングショー」のコーナー「聞きトリ」で、世界の食料事情を変える!?仰天の栽培方法を開発した「農業法人 D&Tファーム」が紹介!

向かった先は、岡山県岡山市にある農業法人D&Tファーム取締役技術責任者・田中節三さん(69歳)にお話を訊きます。

画期的な栽培方法を開発された?

栽培ハウスには、パパイヤ、バナナ、パイナップル、スターフルーツ、ライチ、グアバ、マンゴーなどが栽培されている。
冬場の平均気温が5℃前後の岡山県で、暖房を使わずにビニールハウスで栽培しています。

それを可能にする栽培方法は「凍結解凍覚醒法」です。

凍結解凍覚醒法
種や細胞を一度凍らせて栽培すると寒さに強くなる、成長がはやい、実がたくさんなるという画期的なフルーツ栽培法。

農業法人 D&Tファーム(岡山市)

試験的には230種類ぐらいのフルーツを栽培している。

果物を輸入しても一番おいしい時に食べられないから、自分で作れば、良い物が作れると思ったから。

一般的なバナナの糖度は約17度ですが、D&Tファームで栽培するバナナは高い時で約26度と一般的なバナナよりもかなり高い。

さらにパイナップルに関しては芯まで食べられる。
歯ごたえがあっておいしい。

田中さんの栽培法は、1本にたくさんの実がなること。

  • 田中さんの栽培法のバナナは240本
  • 一般的なバナナは120本くらい

倍も多く実がつくのがわかる。

バナナだけでなく、パパイヤなど田中さんの栽培法では、たくさんの実がなるのがわかります。

そして、なによりも育ちが早い。

  • 一般的なバナナは、約1年半~2年
  • 田中さんのバナナは、9カ月

田中さんが育てる作物は2~3倍の速さで育ちます。

目次

凍結解凍覚醒法

凍結解凍覚醒法を教えてもらう。

建物に入ると、冷凍庫があります。

凍らせるもの

  • 種があるものは「種」
  • 種がないものは「細胞」

を-60℃で凍らせる。

凍らせても細胞が死なないようにトレハロース(細胞を冷凍による変化から保護する糖)+(秘密)を合わせた保護液の中に入れて半年(180日)かけて、30℃から毎日0.5℃ずつ徐々に温度を下げて-60℃に凍らす。

ASCO・D&Tバイオセンター(培養研究室)で、仮死状態になった細胞や種を自然解凍して発芽させます。

そこで、細菌から守るための工夫が、竹の炭をミネラルなどの栄養分に混ぜて使って、抗菌性を強くして育て、細胞や種が成長したら農園に移します。

もともとはリサイクル業をしていた、19歳の頃、果物の栽培を始めた。

なんで果物を育てることになった?
私たち小さい時(1950年代)は、バナナはめちゃくちゃ高く高級品。
普通の人はバナナを見ても食べられなくて、バナナを腹いっぱい食べたいと、では自分で作ってみたほうが早いから。

バナナは、赤道を挟んで南緯30度から北緯30度の間の熱帯地域で栽培される果物です。

当初、ストーブでビニールハウスを温めながらバナナを育てますが、枯れてしまいました。
悩んでいた時に、たまたま見たテレビ番組がヒントとなります。

ドキュメンタリー番組見てたら2億年前のソテツ化石と、現代のソテツが全く変わっていない。氷河期があるのに死なずに生き残っている。植物は寒さに結構強いんだなと思ったのがきっかけ。

そこで、田中さんはバナナの細胞を冷凍しようと考え、たくさん芽が出る幹の中心部分を約3cm角くらいに切り凍らせます。

はじめは、急速冷凍した方が良いと思いましたが、細胞内の水分が一気に凍ると膨張して細胞が壊れてしまいます。

田中さんは一日に何度ずつ下げるのがいいか実験を繰り返します。最適だったのが、-0.5℃でした。

0.4℃だと遅くてカビが生えて腐ってしまう。
0.6℃だと凍るスピードが早すぎて細胞が死んでしまう。

バナナの実がなるまで約40年かかりました。

田中さんが開発し名付けた凍結解凍覚醒法がなぜ生育が早くなる理由は科学的には解明されていませんが、田中さんは「要するに眠ってる能力というのが、冷凍され緊急事態になると覚醒する。果物が順応しながら気候に合わせて自分が成長する」と考えています。

皮もまるごと食べれる「もんげーバナナ」通販・お取り寄せ

岡山弁で、「ものすごい」を意味する「もんげー」を使った田中さんの栽培するバナナは、週に一度岡山県の百貨店「天満屋 岡山本店・おかやま産直市場」で出荷されます。

およそ80本が3分で完売するほどの人気があります。

  • もんげーバナナ 1本 648円

買えなかったお客さんは、「先週も来たんですけど、間に合いませんでした。今週こそはと思って来たんですけど今週もダメでした」と悔しそう。

凍結解凍覚醒法・特許を取得

田中節三さんの画期的な栽培法は、今年(2018年)3月に特許を取得しました。

農園には、国内をはじめ海外から農業関係者が視察に訪れています。

さらに凍結解凍覚醒法で果物以外を栽培しています。

それはコーヒーです。
コーヒー以外にも、こしょう、さんしょう、を育てる。

田中さんには壮大な夢がありました。
米、麦、トウモロコシ、大豆、この4つを作れば、地球上の人口200億人くらい増えても食べ物に困らないと、地球規模で食糧危機は無いようにしたい考えています。

人生で成功するために必要なことは?
「やり続けること」。
毎日毎日少しずつやっていくことです。
そうすると、どこかで必ず良いことがあるんです。

来年から凍結解凍覚醒法のお米をすることになっていて、成長が早いという特徴から1年に4回の収穫をしたいということです。

農業法人 D&Tファーム

事業所名農業法人 D&Tファーム
住所〒709-1204 岡山県岡山市南区西高崎81−22
電話08636-3-0877
URLdt-farm.com

『農業法人 D&Tファーム』アクセス(周辺の地図・場所)

まとめ

羽鳥慎一モーニングショー(2018年11月13日放映)で、凍結解凍覚醒法を開発した岡山市にある農業法人 D&Tファームが取り上げられました。

日本の気候では栽培が難しいバナナなどのフルーツが凍結解凍覚醒法を用いることで、ストーブ無しでもビニールハウスで育てることができる。その画期的な栽培法について紹介されました。

そこで栽培されるバナナは、岡山の方言で「凄い」という意味の「もんげー」という名をつけた「(皮も食べれる・まるごと食べられるバナナ)もんげーバナナ」。

週に一度、岡山県内にある百貨店で1本648円で販売されています。はっきり言って高いですが、販売開始3分で完売するという超人気です。

毎週通っても買えないというお客様もいるほど。
すごい人気ですね。

いまはとても希少で高級品ですが、今後は安くなると良いですね。

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