ふわっと軽やかな、洗わず食べられる新感覚リーフ「エアリーサンチュ」が、今注目を集めています。2025年6月28日放送の「満天☆青空レストラン」でも特集されるこの野菜は、千葉県旭市の老舗農家「有限会社かまや」が手がける逸品。今回は、サンチュの専門農家として30年以上の実績を持つ「かまや」の歴史と、話題の「エアリーサンチュ万能ソース」をご紹介します。
江戸時代から続く農家「かまや」の挑戦

千葉県旭市に拠点を構える「有限会社かまや」は、1767年創業、13代続く老舗農家。長年にわたり地域の農業を支えてきたこの農園は、1990年代からサンチュの栽培に特化し、現在では年間を通じて安定供給できる体制を確立しています。
水耕栽培による清潔で高品質な生産体制。土を使わず、農薬の使用も最小限に抑えた栽培方法により、サンチュは洗わずそのまま食べられるほどの安全性を誇ります。
「エアリーサンチュ」とは?その特徴と活用法
「エアリーサンチュ」は、かまやが手がけるブランド野菜のひとつで、空気のように軽く、苦味が少ない柔らかい食感が特徴。焼肉の包み野菜としてはもちろん、サラダ、スープ、点心、ホットサンドなど、幅広い料理に活用できます。
栄養価も高く、一般的なサンチュに比べてカルシウム1.5倍、マグネシウム1.3倍、カロテン1.1倍と、健康志向の方にもぴったりです。
話題沸騰!「サンチュ万能ソース」の魅力
「かまや」が開発したサンチュ万能ソースは、自社農園で育てたサンチュを約20枚も使用した贅沢な調味料。ごまダレ風味で、肉・魚・野菜・豆腐など、どんな食材にもマッチします。
加工場は農園のすぐ近くに設けられており、収穫から加工までの時間が短く、鮮度を保ったまま製品化されているのも大きな強み。現在はオンラインショップで購入可能で、今後は全国の飲食店でも展開予定とのことです。
地域とともに歩む「かまや」のこれから
コロナ禍やインフレによる需要変動を受け、「かまや」は生鮮野菜だけでなく、加工食品事業にも本格参入。サンチュをピューレ状に加工し、ソースやスープ、ドレッシングなどへの展開を進めています。
旭市という恵まれた農業環境を活かし、地域の野菜や果物を余すことなく活用する取り組みも始まっており、今後の展開にも注目です。
エアリーサンチュの万能ソースの料理例

エアリーサンチュで作ったサンチュ万能ソースは、ゴマがたっぷりはいっていて、肉や魚、野菜、パスタ、パンなど何にでも合う万能なソースです。
写真は、白身魚の衣にエアリーサンチュを刻んで混ぜ込み、グリーンが鮮やかなフライにしました。
仕上げはサンチュソースをかけて完成です。
お取り寄せ・詳細情報
- 製造元:有限会社かまや(千葉県旭市椎名内1338)
- 公式サイト:かまや公式サイト
- オンラインショップ:かまや公式オンラインショップ