あさイチで北海道訓子府町(くんねっぷ)にある養蜂場で蜂蜜の生しぼり体験した様子をを紹介した。
広葉樹がたくさん茂り蜜を集めるのに適した環境です。
いまはアカシアの蜂蜜が採れる。
菅野養蜂場
4代目 菅野裕隆さん
はちみつ生しぼり体験
ハチの巣箱から巣の板を取り出し、蜂蜜が完全に濃縮したサインの白い蜜ぶたを切り落とす。ふたがされている所は糖度80度以上ある。
巣の板を分離機にかけ遠心力で外側へ飛ばし蜜を取り出す。
菅野養蜂場の蜂蜜の種類
いまは旬のアカシアの蜂蜜です。
菅野養蜂場の北海道オホーツク産訓子府町 天然はちみつはお取り寄せできます。
アカシア以外の蜂蜜もあります。
北海道オホーツク産 天然はちみつ 菅野養蜂場
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北海道はオホーツク、訓子府町の菅野養蜂場のはちみつは100%自家採蜜です。
農薬散布地を避け採蜜し、厳しい検査のもと農薬の検出はなし。
添加物なし、保存料なし。
不純物濾過だけを行った純粋な天然はちみつです。
アカシア(ニセアカシア)のハチミツは上質で、「はちみつの女王」と呼ばれる。
淡い色合いのスッキリとしたクセのない甘さの比較的結晶しにくいハチミツです。
※白く結晶することがありますが、品質に影響はありません。湯煎で戻すか、そのままお召し上がりください。
※1歳未満の乳児には与えないでください。
菅野養蜂場の蜂蜜の種類は、サクラ、タンポポ、アカシア、ぼだいじゅ(これが珍しい北海道独自の蜂蜜)です。
その他にも石鹸や蜂蜜のお酒「菩提樹のミード」などを販売している。
ヨーロッパでは新婚夫婦に飲ませる習慣があり、そのことからハニームーン、ハネムーンの語源になったお酒といわれたりしている。
菅野養蜂場の企業理念
- ミツバチたちが安心して暮らせる環境を維持し、抗生物質に頼らず健康なミツバチの育成を行う。
ミツバチは自然環境の変化を最初に人の眼に見える形で影響を受ける「環境指標生物」とも呼ばれる。
そのミツバチを扱う事業者として、菅野養蜂場さんでは自然環境の維持、改善に貢献したいと考えている。
そのために、できる限りミツバチの暮らしや養蜂、自然環境についての情報発信に努めている。
また病気に強く健康なミツバチを育てるため抗生物質は使わず日々ミツバチたちの健康状態を厳しくチェックしている。 - はちみつの品質向上に常に意識し、安心・安全な商品を提供できるように努めている。
養蜂事業はミツバチの育成、はちみつの生産・採取・販売まで一次~三次産業まで包括する事業です。
自分たちの眼で良い品質のハチミツを求め、安心して手にとっていただけるように努力している。
菅野養蜂場の養蜂場所の環境
北海道オホーツクの訓子府町は森林面積が多く、養蜂にとって最適な環境に恵まれている。
ハチの巣箱を置く場所を蜂場と呼び、菩提樹(ぼだいじゅ)やアカシアなどの採蜜では、山間に3~4キロずつ離して10ヶ所ほどに分けて設置している。
クローバーやタンポポ、百花なども農薬などが散布される場所から遠く離れた場所で採蜜できるため、製品となった菅野養蜂場のハチミツは農薬不検出の検査結果を得ている。
採蜜はハチ屋(養蜂家)の腕の見せ所で、たとえば菩提樹の採蜜では、花が咲く7~8月頃に合わせてハチミツの群れを最大限に増やす。それから山間に巣箱を置き、ミツバチに花のありかを教えてあげる。
数匹のハチは、巣箱に戻ってみんなの前でダンスを踊り、おいしい菩提樹の花蜜があったこと、その場所を知らせる。
すると働き蜂は一斉にその菩提樹の木に向かい、たくさんの蜜を吸って巣箱に戻りハチミツを溜めていく。
菅野養蜂場の天然ハチミツへのこだわり
ミツバチも生き物ですので病気にかかることもある。
常に数千~数万匹の集団で生活しているミツバチにとって病気にかかることは大きな脅威となる。
本来はこの病気は抗生物質で予防を行う。認可された薬を定められた用法で使用すればハチミツへの影響はないが、菅野養蜂場ではミツバチの健康状態に常に注意を払い、抗生物質不使用による養蜂を実現している。
病気に負けない元気なミツバチを育てることは簡単ではないが、安心して食べれる天然ハチミツを届けるためにミツバチを大切にする原点を守り続けている。
菅野養蜂場の養蜂の1年の流れ
夏から秋
5月末、修善寺より350群のハチの巣箱とともに訓子府に戻ってきます。
ハチの巣箱を置く場所を蜂場と呼び、人里はなれた山あいに3~4kmずつ離して10ヶ所ほどに分けて設置します。
採蜜は午前中に数箇所ずつ行いますが、良質の蜜を採るためには時間との戦いです。
約10日に1回、3~4日間、早朝の採蜜作業を行う。
5月のタンポポ、6月のクローバー、アカシア、8月の菩提樹、百花蜜と採蜜が続く。
1年で一番忙しく、楽しみなシーズンです。
各々の香り豊かな大自然の恵みに感謝しながら、お盆になると、今年の採蜜作業も終了となります。
秋には、越冬種蜂の育成に追われ、修善寺への移動準備に取りかかる。
冬から春
修善寺で越冬していたミツバチを目覚めさせるために、蜜源花が少ないこの時季は、ミツバチに花粉と砂糖水を与え、繁殖させる。
この作業を建勢といい、蜜源花が咲く前の一年で一番大切な作業となる。
ミツバチの群を最大限に繁殖させ、4月上旬、いよいよヤマザクラの採蜜を行い、約5カ月(1月~5月)ぶりに訓子府町の我が家に戻ってきます。
今、国産の蜂蜜には追い風が吹いている。
それは安全、安心思考の高まりからの需要の伸びです。
その反面蜜の採れる量が少ないのも現実です。
これからも安全で安心して本物の蜂蜜を食べていただけるよう蜂蜜づくりに努力していく。
店名 | KANNO HONEY FARM (菅野養蜂場) |
住所 | 〒099-1433 北海道常呂郡訓子府町仲町34番地 |
電話 | 0157-47-4397 |
今回はNHKあさイチで紹介された菅野養蜂場さんの蜂蜜について調べてみました。
NHK あさイチ 総合 毎週月曜~金曜 午前8時15分から放送
出演者 博多大吉、博多華丸、鈴木奈穗子