2021年3月20日放送の日本テレビ系列「満天 青空レストラン」で、愛知県知多地域特産の「愛知早生ふき」が紹介されます。
愛知早生ふきの特徴やレシピ、お取り寄せについて調べました。
愛知早生ふき 産地は知多地域
知多地域の特産「愛知早生フキ」は、愛知県の知多半島に位置する地区です。
明治35年頃に現在の東海市で始まりました。当時はコモなどで霜よけをして、3月中旬頃から収穫出荷されてました。
昭和33年には有孔ポリエチレンフィルムを用いた被覆栽培が開始され、3月下旬から収穫出荷が可能となります。
昭和40年代初頭にはセンチュウ対策のため、株を掘り上げて冷蔵する株冷蔵栽培の技術が確立されて、抑制栽培、促成栽培、露地栽培など作型も多様化されました。
今は、10月上旬から翌年5月中旬まで収穫が続けられるようになりました。
収穫出荷・販売時期
10月上旬~5月中旬
愛知早生ふき 特徴
- 香りが高い。
- みずみずしい緑色をしている。
- 特有のアクや苦味が少ない。
- 繊維がやわらかいため食べやすい。
テレビでは花粉症に効果があるかも?と報じられて注目されている食材でもあるんです。
愛知早生ふき アク抜き・料理(レシピ・作り方
ふきは生のものを使うときは最初に必ずアク抜きをする。
その後、4センチくらいの長さに切ったふきをだし汁で煮て食べる。
しっかり下処理をしないと、えぐみ・苦味が強い。
天然毒が含まれるため、最初にしっかり下ごしらえすることが重要です。
アク抜きは、ふきに少々塩を振り、板ずりをする。
その後、たっぷりの熱湯で数分間煮こぼし、流水で冷やした後に筋とりをする。
ふきと油揚げの煮物 レシピ・作り方
野崎洋光さんレシピ
材料(2人分)
ふき(茎/下ゆでしたもの) 3本分(100g)
油揚げ 2枚(30g)
煮干し 10g
A
みりん 小さじ2
うす口しょうゆ 小さじ1
塩 小さじ1/2
下ごしらえ・準備
1.ふきを切る。
ふきは葉がある場合は葉と茎に分け、茎は鍋(またはフライパン)に入れる長さに切る。
2.板ずりをする。
茎に塩適量をふってまな板にこすりつける(板ずり)
ポイント
板ずりでアク抜き。
板ずりすることで表面がなめらかになり、アクが抜けて調味料も入りやすくなる。また、ふきについた塩は洗わずにそのままゆでることで色もきれいに仕上がる。
3.ゆでる。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、茎の太い部分を入れる。中火で1分間ゆで、冷水にとる。
4.茎は水の中で切り口のところから引くようにして皮をむき、水で軽く洗って水気をきる。皮は「ふき豆腐」にも。
5.葉がある場合は(3)の鍋に葉を入れ、中火で3分間ゆで、冷水にとる。
6.保存
すぐに使わない場合は保存容器にふきを入れ、かぶるくらいの水に浸して冷蔵庫で保存する。葉も一緒に保存可能。
ポイント
下ゆでして日持ちよく。
生のままでおいておくとアクが強くなるので、ふきは買ったらすぐに下ゆでをする。水を2日おきにかえれば、1週間ほど保存できる。
作り方
1.下ゆでしたふきは5cm長さに切り、水で軽く洗って水気を切る。油揚げは4等分に切る。
2.煮干しは頭とワタを除く。
3.鍋に煮干し、水カップ2、油揚げ、(A)を入れて中火にかける。煮立ったら弱火にし、3分間ほど煮る。
4.ふきを加えて、5分間煮る。
愛知早生ふき お取り寄せ
愛知早生ふきのお取り寄せできるお店をご紹介します。
まとめ
今回の青空レストランは愛知早生ふきをご紹介しました。
ぜひこの機会にお召し上がり下さい。
日本テレビ系列「満天 青空レストラン」土曜日18時30分~19時
MC 宮川大輔 ゲスト 麒麟