2026年6月13日放送の「人生の楽園」の舞台は、自然豊かな福岡県田川郡福智町。今回の主人公は、小学校の教員を定年定食後、長年の夢だった木工房をオープンした堀田一郎さん(66歳)と、優しく支える妻の智恵さん(64歳)です。一組の「組み木」との出会いから始まった一郎さんの木工への情熱は、家族への愛や教え子たちへの指導を経て、現在は地域の人々を笑顔にする素敵な工房へと発展しました。木の温もりを通して広がる、心温まる交流の物語をご紹介します。
「猫の組み木」の魅せられて:教員生活の傍ら培った木工への情熱
福岡県出身の一郎さんは、大学卒業後に念願の小学校教師となりました。転機が訪れたのは25歳の時。京都の旅先で偶然目にした「猫の組み木」のペアに衝撃を受け、「どうすればこんなものが作れるのだろう」と木工の世界に強く惹かれるようになります。
29歳で智恵さんと結婚し、4人の子どもの父親となった一郎さんは、長女の誕生をきっかけに糸鋸(いとのこ)を購入。初めて作った組み木の雛人形が見事な出来栄えだったことから、さらに木工の魅力にどっぷりハマっていきました。
子どもの笑顔のために:早朝の作業から「木工クラブ」の立ち上げへ
「子どもたちが喜ぶ姿が見たい」という一心で、木馬やブランコなどのプレゼント作りに明け暮れた一郎さん。時には熱中するあまり早朝から作業を始め、近所迷惑になると智恵さんから叱られるほどの熱血ぶりでした。
その魅力を子どもたちにも伝えたいと、当時勤めていた小学校の校長に直談判し、自ら「木工クラブ」を発足。多くの教え子たちに物づくりの楽しさを指導しました。
ストレスを乗り越え、念願の「木工屋 一郎工房」をオープン

53歳で教頭職に就くと、子どもたちと直接触れ合う機会が減り、職務のストレスが増す日々が続きました。そんなつらい時期に一郎さんの心を支え続けたのが、やはり「組み木」でした。
「定年後は絶対に木工房を開く!」と心に誓った一郎さんは、妻に内緒でお小遣いをコツコツと貯めて道具を買い揃え、倉庫のリノベーションや電灯・換気扇の設置まで自らの手で行いました。そして定年退職を迎えた直後の2024年4月、ついに夢だった「木工屋 一郎工房」をオープンしたのです。
工房情報
元教員の一郎さんが「やりがいしかない仕事」と語る工房では、温もりあふれる木工作品が多数展示・販売されています。
- 店舗名:木工屋 一郎工房
- 店主:堀田一郎
- 取扱商品:木製のおもちゃ(組み木、パズル等)キッチン用品(カッティングボード、コースター、箸置き)、生活雑貨など。お客様の「欲しい!」という声に応えるオーダーメイド製作(名入れ無料)や、思い出の家具のリメイクも行っています。
また、定期的に木工体験ワークショップ)コースター作りなど)も開催。 - 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:月曜
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/ichiro_koubou
- 公式オンラインショップ(minne):https://minne.com/@ichirokoubou
元小学校教頭先生が夢に見た木工屋🌱
2020/4/1からオープンしました!
ひとつひとつ心を込めて作っております。
ご要望、ご依頼のメールも受付中です✎
アクセス
- 住所:〒822-1201 福岡県田川郡福智町金田207
- 公共交通機関:平成筑豊鉄道 伊田線「上金田駅」から徒歩約4分
- お車でお越しの場合:
- 九州自動車道「小倉南IC」より、国道322号経由で約25分(約15km)。
- 九州自動車道「八幡IC」または北九州都市高速4号線「金剛IC」より、東九州自動車道経由(または一般道)で約25〜30分。
- 国道201号から県道22号(筑豊新道)を直方・福智方面へ北上。上金田駅の東側周辺に位置します。自宅敷地内に建つ、可愛い手作りの木製看板が目印の工房です。
まとめ
小学校の教頭まで務め上げた堀田一郎さんは、定年後に長年の夢だった「木工屋 一郎工房」をオープンしました。お客様の要望に寄り添うオーダーメイドの木製品は、どれも木の温もりと優しさに溢れています。第二の人生をお気に入りの木工に捧げ、妻の智恵さんや家族に支えられながら地域に笑顔の輪を広げていく姿は、まさに理想の「人生の楽園」そのものです。