2026年5月23日(土)放送のテレビ朝日系「人生の楽園」では、長野県の南端、深い山々に囲まれた「日本の秘境百選」の一つ、遠山郷(とおやまごう)が舞台となります。この地に魅せられ、IT企業でのキャリアを脱ぎ捨てて移住した一組の夫婦が今回の主人公です。
都会の喧騒を離れ、なぜ彼らはこの「秘境」を選んだか。番組では、かつて屋久島で経験した「見知らぬ誰かと食卓を囲む喜び」を再現すべく、理想の地を求めた水戸幸恵さん(48歳)と夫の嘉嗣さん(60歳)の情熱的な物語と、地域との温かい交流に迫ります。
IT企業のキャリアを捨て、夢見た「屋久島の記録」を形に
幸恵さんの人生の転機は、社会人2年目に訪れた屋久島にありました。大自然の美しさはもちろん、宿泊したゲストハウスでの体験が彼女の心に深く刻まれました。
「年齢も職業もバラバラな人たちが、オーナーの紹介で一つになり、語り合う。あの時間がたまらなく楽しかった」
30代になり「いつか自分でゲストハウスを開きたい」という夢を抱いた幸恵さん。同僚だった嘉嗣さんと結婚後もその想いは消えず、早期退職を決意。嘉嗣さんも彼女の夢を理解し、力強く背中を押しました。
奇跡的に出会った「3つの条件」を満たす理想の物件
幸恵さんが宿探しで妥協しなかった条件は、「山の近く」「買い物ができる環境」「温泉の近く」の3つ。難航した物件探しでしたが、知人の紹介で訪れた遠山郷の元商店物件は、そのすべてを完璧に満たしていました。2017年に移住した約1年の準備期間を経て、2019年、ついに念願の「遠山郷ゲストハウス太陽堂」をオープンしました。
郷土料理とジビエを囲む、自由で温かい「交流の場」
「太陽堂」の最大の特徴は、あえて「食事を提供しない」スタイルにあります。
宿泊客は、近所の惣菜店で地元の郷土料理を買ったり、精肉店で名物のジビエ肉(鹿や猪など)を買い込んだりして、宿の共用スペースに持ち寄ります。
「これ、どこで買ったんですか?」「そのお肉、美味しいですよ」
そんな会話から交流が始まり、初めて会ったもの同士がいつの間にか家族のように笑い合う。これこそが幸恵さんが屋久島で感動した、あの「魔法の時間」なのです。
飲んで、作って、つながる夜。遠山郷ゲストハウス太陽堂の「カフェ バル」と「体験型夕食オプション」
長野県飯田市の秘境にある「遠山郷ゲストハウス太陽堂」は、ただ泊まるだけでなく、人との温かい出会いを楽しめる宿です。その交流の中心となるのが、地域の人も集う「カフェ&バル太陽堂」と、宿泊客みんなでワイワイ楽しめる「体験型の夕食オプション」です。
今回は、太陽堂での滞在を何倍も魅力的にする、この2つのこだわりについて詳しくご紹介します。
宿泊者以外も大歓迎!旅人と地元が交差する「カフェ&バル太陽堂」
太陽堂の1階共用エリアでは、宿泊客がいる日の16:00~23:00限定で「カフェ&バル太陽堂」が営業しています。ここは宿泊者だけでなく、地域の方もふらりと立ち寄る憩いの場。店主夫妻も人とお酒が大好きで、お酒を片手に旅の思い出や地元の面白い話で盛り上がることができます。
こだわりのメニュー(一例)
こだわりが詰まったドリンク類を中心に、お酒が進むおつまみが用意されています。
- 自家焙煎ハンドドリップコーヒー:店主こだわりの本格派
- 中井侍(なかいさむらい)銘茶:お隣の天龍村で作られる、幻とも言われるお茶。
- お酒好きも納得のラインナップ:店主こだわりのビールのほか、遠山郷産の梅を使った梅酒、南信州名物のシードル(リンゴのスパークリングワイン)、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキーなど。
- おつまみ:柿ピーなどの乾き物のほか、たまに店主の気まぐれで「自家製おつまみ」が登場することも!
宿の夜がイベントに代わる!みんなで作る「夕食オプション」
ただ食べるだけでなく、宿泊客やスタッフと一緒に「作るプロセス」から楽しめるのが太陽堂ならではの魅力です。
- 遠山ジンギスBBQ(1人前1,650円)
南信州・遠山郷のソウルフードといえば、味付け肉の「遠山ジンギス」。地元の味をみんなで豪快に味わえます。 - 串うちからする炭火焼鳥
お肉を串に刺すところからスタート。炭火でじっくり焼き上げる本格派です。 - みんなで作るタコ焼き
ゲストハウスの定番!クルクルとひっくり返しながら、初対面の人とも自然と笑顔がこぼれます。 - みんなで包む餃子またはシュウマイ
みんなでテーブルを囲んで包む時間は、まるで実家に帰ってきたかのようなアットホームな雰囲気に。 - 一品持ち寄り手巻き寿司
それぞれ好きな具材を持ち寄って、オリジナルの手巻き寿司を楽しみます。
※食事オプションの詳しい内容や実施状況については、予約時に宿へ直接お問い合わせください。
アクティビティオプション
- 藍染体験
- コーヒー焙煎体験
- ラフティング、シャワークライミング(夏季限定)
お店の概要・遠山郷ゲストハウス太陽堂
| 店名 | 遠山郷ゲストハウス太陽堂 |
| 住所 | 〒399-1311 長野県飯田市南信濃和田1496-2 |
| 電話 | 050-7107-9300 |
| 主な料金 | ドミトリー(相部屋):1名1泊 4,000円 個室A,B:1名1泊 8,000円 (※時期により変動) |
| チェックイン チェックアウト 消灯 | 16:00~21:00 ~10:00 23:00 |
| 予約方法 | 公式サイト、または各種宿泊予約サイトより受付 |
| 設備 | 共用キッチン、フリーWi-Fi、ラウンジ(交流スペース) 宿内はシャワーのみ お風呂は宿から徒歩8分の温泉「かぐらの湯」がおすすめ。 太陽堂では宿泊の方用に半額入浴券(大人400円)を販売しています。 |
| 公式サイト | https://tohyamago-taiyodo.com/ |
アクセス
自家用車をご利用の場合(駐車場有り)
- 東京・上越方面から中央自動車道・飯田ICを出て、矢筈トンネルを経由して、南信濃へ。東京からおおよそ4時間半です。
- 関西・名古屋方面から中央自動車道・飯田山本ICから天竜峡ICを経由して、南信濃へ。名古屋からおおよそ2時間半です。
公共交通機関をご利用の場合
- 高速バス
各出発地から飯田駅前で下車、市営バス遠山郷線に乗り換えて、和田のバス停まで。和田のバス停から太陽堂までは徒歩5分です。飯田駅前から和田まではおおよそ1時間半です。 - 新幹線・電車
各出発地から豊橋駅でJR飯田線に乗り換え、平岡駅で下車。信南交通路線バス・乗合タクシー平岡線にて和田まで。
和田のバス停から太陽堂までは徒歩5分です。各種交通機関の時刻表や詳しい内容は、遠山郷観光協会のアクセスをご確認ください。
まとめ
「遠山郷の良さを、もっと多くの人に知ってほしい」。そんな幸恵さんの純粋な想いは、夫・嘉嗣さんのサポートと地域の人々の優しさに支えられ、今や全国から旅人が集う灯火となりました。
便利な都会では味わえない、不便だからこそ生まれる「人とのつながり」。今度のお休みは、温泉とジビエ、長野の豊かな自然、そして温かい交流を求めて遠山郷の「太陽堂」へ足を運んでみませんか?