2021年4月10日放送の日本テレビ系列「満天青空レストラン」では岡山県名産の黄色のニラ「黄ニラ」が紹介されます。
黄ニラとは、普通のよく食べてる緑色の青ニラを光を当てずに栽培することで黄色のニラになる。
「なんだ普通のニラが黄色になっただけなんじゃん」
と、思うかもしれませんが違うんです。
見た目だけじゃない!甘く柔らかくシャキシャキ食感!
生で食べられるほど柔らかく甘みもある。
特有の強い香りの成分であるアリシンは、ビタミンB1の吸収を助け、糖の代謝を円滑にする。自律神経を刺激し新陳代謝を活発にする働きもあるという。
葉ニラには含まれていない脳の老化を食い止め、記憶力アップさせるアホエンが含まれるという。
アホエン含有量はニンニクの方が多いが100度以上の熱を与えると効果がなくなるので熱を与えずに調理可能な黄ニラの方が取り込みやすい。
明治初期から栽培がスタート
全国的にも珍しい黄ニラ。
岡山で黄ニラが栽培されたのは今から140年前の明治5年(1872年)の頃。
一時生産量が激減。
昭和55年(1980年)、に露地での栽培方法が確率されると飛躍的に発展した。
現在では全国の約7割の生産量を担う。
主に関東に出荷される。
岡山といえば黄ニラという代表的な特産物です。
岡山でも岡山市北区にある牧石地区は良質な黄ニラを栽培する一大産地となっている。
三大河川のひとつである旭川のほとりに位置し水はけが良い砂壌土に恵まれた場所で多くの農家が黄ニラを栽培している。
黄ニラが黄色い理由
黄ニラはニラの葉が伸びる前にシートで覆い光を遮って栽培する。
収穫した後は太陽光に当てることで鮮明な黄色になる。
ポイント
ニラには緑の色素と黄色い色素があり、光合成によって緑の色素が増えて全体が緑色になる。
特殊な黒いシートで太陽光を遮断する遮断栽培という栽培法で光合成させないようにニラを育てる。
黄ニラは一年中収穫できる食べられる。
4月~12月は露地栽培
11月~5月はハウス
で、一年中収穫できて乾燥にも強い野菜です。
黄ニラの美味しい食べ方・レシピ
黄ニラを使ったおいしい料理の作り方(JA岡山HPより)
黄ニラの豚そぼろ丼
材料(4人分)
黄ニラ 1束
豚ミンチ 300g
ごま油 大さじ1
ショウガ 1かけ
にんにく 1かけ
豆板醤 小さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
ご飯 茶わん4杯
温泉卵 4個
作り方
1.黄ニラは3cmの長さに切る。
2.フライパンにごま油、すりおろしたショウガ、にんにくを熱し香りが出たら、豆板醤と豚ミンチを入れて炒める。
3.2に醤油、砂糖、みりんを入れて味を調え、黄ニラをサッと炒め合わせたら火を止める。
4.器にご飯を持って、3をのせる。
5.中央に温泉卵をのせたら出来上がり。
豆板醤はお好みで調節する。
黄ニラはサッと炒めて食感を残す。
黄ニラの保存方法は?
ニラは風に当たるとしおれやすい。
水に濡れると痛みやすい。
束ねてあるテープを外し、キッチンペーパーが新聞紙に葉先が折れないように包み、冷蔵庫の野菜室で保存する。
まとめ
今回の青空レストランは岡山県産の名産である黄ニラでした。
日本テレビ 満天☆青空レストラン 毎週土曜日18時30分~19時
MC 宮川大輔 ゲスト A.B.C-Z 河合郁人 橋本良亮