熱源(ねつげん)は、神奈川県川崎市麻生区で発見された戦前の防空壕を改修し、国産きくらげの栽培を行っています。この「防空壕きくらげ」は、ネット販売も行われており、家庭で楽しむことができます。
防空壕の内部には、熱源が開発したチーターボルトケーブルを設置し、内部の温度を20~25℃、湿度90%に保つことで、きくらげの生育に最適な環境を提供しています。このシステムにより、四季を通じた安定供給が可能となっています。
キクラゲの栄養価と健康効果
キクラゲは低カロリーなのに栄養素が豊富です。特に食物繊維はゴボウの3倍含まれており、生活習慣病の予防に効果的というのは周知のことです。キクラゲは担子菌類のきのこで、主に広葉樹などの木や切り株に群生しています。漢字の「木耳」は形が人間の耳に似ていることから来ています。「アラゲキクラゲ」は肉質が厚く、背面が毛ば立っており、「キクラゲ」は肉質が薄いのが特徴です。カロリーは100gあたり、あらげキクラゲ(乾燥)171kcal、あらげキクラゲ(ゆで)35kcalです。
主な成分として、炭水化物、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6(葉酸)、ビタミンD、鉄、カルシウム、カリウム、マンガン、リン、亜鉛、エルゴステリン、不溶性食物繊維などを含みます。ビタミンDが食品の中でもトップクラスで豊富に含まれ、鉄分はレバーの3.5倍、カルシウムは牛乳の2倍です。
キクラゲの効果効能
公式サイトで記載されている効果効能は以下です。
- 血中コレステロールを下げる
- 動脈硬化の予防
- 高血圧の予防
- 骨粗しょう症の予防
- 整腸作用
- 大腸がんの予防
- ダイエット効果
防空壕きくらげは熱源の公式サイトから購入することが可能です。
→ 熱源公式サイト
番組で紹介された防空壕きくらげを使用したキムチは以下の通販で購入可能です。
神奈川県川崎市の防空壕を利用して栽培される名物キクラゲです。
防空壕キクラゲのレシピ
- 生キクラゲをわさび醤油でお刺身風
下茹でした生キクラゲをワサビ醤油につけて食べる。 - 生キクラゲ入りおでん
おでんに下茹でした生キクラゲをいれて煮込む。よく味がしみて、トロトロプリプリになっても煮崩れしません。 - 卵と生キクラゲのごま油炒め
1.生キクラゲを1分間下茹でする。
2.ごま油をひき、卵を炒めて取り出しておく。
3.下茹でしたキクラゲとピーマンを炒めて2の卵を戻して軽く炒める。 - キクラゲの生クリームパスタ
1.パスタを茹でる。
2.フライパンにオリーブオイルを入れ、スライスしたニンニクを炒める。
3.ベーコンを炒めて牛乳と生クリーム、コンソメを加える。
4.下茹でした生キクラゲとパスタを入れて塩コショウで味を調える。
こちらの美味しいキクラゲのレシピは、熱源公式サイトに載っています。