テレビ朝日系列「人生の楽園」(2026年11月7日(土)放送)の舞台となるのは、青森県五所川原市。市指定有形文化財の茅葺き屋根古民家「楠美家住宅」の中に佇む「発酵カフェRRr(さんあーる)」さんをご紹介します。
主人公は、齊藤美沙子さん(48歳)と夫の裕介さん(47歳)。一度は挫折した料理の道を、子育てや「麹(こうじ)」との運命的な出会いによって再び開き、47歳(2025年5月)で夢のカフェをオープンさせました。
美沙子さんが心を込めて作る発酵料理は、一口食べるごとに身体にやさしく染み渡り、訪れる人を笑顔にしてくれます。
20代の挫折から40代での挑戦へ!「発酵カフェRRr(さんあーる)」誕生の秘話
青森県田舎館村出身の美沙子さんは、高校卒業後に栄養専門学校へ進学して栄養士資格を取得。卒業後は東京にある青森県の学生寮で寮母となり、100人ほどの学生たちのために腕を振るっていました。しかし、設置したリクエスト箱に入っていた「ここの寮の食事は、まずいメニューのフルコースだ」というたった1枚の投書にショックを受け、「もう料理の仕事はしたくない」と寮母を辞めて地元へUターンします。
友人の紹介で知り合った裕介さんと29歳で結婚し、3人の子宝に恵まれますが、得意なはずの料理は作業的にこなすだけの家事の一つになっていました。
そんな美沙子さんに転機が訪れたのは、小学生だった長男・碧人(りくと)さんに誘われて出場した「親子料理コンテスト」。見事、県大会で優勝を果たしたことで料理の楽しさを思い出します。さらに、その大会に出場していた青森出身の親子が主催する発酵料理教室へ通い始め、そこで出会った「鶏肉の塩麹焼き」に衝撃を受け、自家製麹の奥深さに引き込まれていきました。
「いつか麹調味料を使ったカフェを開きたい」と情熱を取り戻した美沙子さんは、五所川原市の文化財「楠美家住宅」の活用者募集に応募。2025年5月、47歳の時に「発酵カフェRRr」をオープンさせました。店名の「RRr(さんあーる)」には、家事などでサポートしてくれる夫・裕介さんと、母の夢を応援する3人の息子たちへの温かい思いも込められています。
自家製麹と旬の地場食材が織りなす「やさしい味わい」の絶品ランチ
「発酵カフェRRr」でいただけるのは、しょうゆ麹・塩麹・甘麹などを贅沢に使った日替わりの発酵ランチです。

1.旨みが広がるメイン料理
日替わりで登場するメインには、塩麹漬けの鮭や手羽先と大根の煮物、食感の楽しいレンコンハンバーグなどが並びます。肉や魚は麹の酸素によってやわらかく仕上がり、素材本来の味わいが存分に引き出されています。
2.天日干し自然乾燥米「ナナワノコメ」
ご飯には、手間暇かけて天日干し(棒がけ)された地元産のお米「ナナワノコメ」を使用。噛むほどに甘みが広がり、麹を使ったおかずとの相性が抜群です。
3.発酵小鉢&スイーツ
お膳を彩る副菜やサラダのドレッシングに至るまで、すべての料理に自家製麹を使用。
食後には米粉を使った手作りスイーツや酵素ドリンク、甘酒など、心も身体も満たされるメニューが用意されています。
築約140年!歴史を感じる指定有形文化財「楠美家住宅」の趣ある空間
お店が入る「楠美家住宅」は、明治19年(1886年)に棟上げされた大型の茅葺き民家で、五所川原市の指定有形文化財となっています。
重厚な茅葺き屋根と歴史ある木組みの空間は、足を踏み入れるだけでタイムスリップしたかのような心地よさ。風情ある古民家の和室でゆったりと過ごしながら味わう食事は、日常の慌ただしさを忘れさせてくれる特別な時間になります。
「発酵カフェRRr」店舗情報(アクセス・予約方法)
訪問前には公式SNSでの最新営業情報の確認をおすすめします。
| 店名 | 発酵カフェRRr(さんあーる) |
| 住所 | 〒037-0642 青森県五所川原市持子沢隠川695−4 |
| 電話番号 | お問い合わせは公式InstagramのDM等をご利用ください。 |
| 営業時間 | 11:00~15:00(L.O.14:30) |
| 定休日 | 不定休(冬季休業期間あり:12月~3月頃) |
| 主なメニュー | 日替わり発酵ランチ(基本セット、ドリンク、スイーツ付きセットなど) |
| 予約 | 可(Instagramから受付) |
| 駐車場 | あり(楠美家住宅・狼野長根公園駐車場を利用可能) |
| 公式サイト(SNS) | Instagram:https://www.instagram.com/hakko.cafe.rrr.aomori.gosho |
※営業日やメニュー内容は日によって異なるため、ご訪問前に公式Instagramの営業カレンダーをご確認ください。
「発酵カフェRRr」の発酵ランチを食べに行こう!
一度は挫折を経験しながらも、息子の言葉や麹との出会いをきっかけに40代で再び情熱を取り戻し、夢を叶えた齊藤美沙子さん。「発酵カフェRRr」で提供される温かい発酵料理とご家族の笑顔は、訪れる人たちの心と身体を優しく癒やしてくれます。
歴史ある津軽の古民家で、身体が喜ぶ手作り麹ランチをじっくり味わってみてはいかがでしょうか。