2019年6月2日放送のTBS「林先生の初耳学」で、クレームで進化したお菓子「生チョコ」が紹介されました。
そこで、生チョコ発祥の店として今も絶大な人気を誇っているお昼の2時に大行列のできる生チョコ専門店「cacao 鎌倉店(神奈川県)」が取り上げられました。
平成に一大ブームを巻き起こした生チョコは、令和になり、アロマ生チョコタルト~フォンダン~(ビター)324円・cacaoエクレア(ミルクショコラ・ホワイトショコラ)432円・生チョコッペ(アールグレイ)756円など、進化が止まらない。
実はいま、おいしい生チョコが食べられるのは、あるクレームがきっかけだったのです。
日本生まれのスイーツ「生チョコ」は、茅ヶ崎市のBunzoo(ブンゾー)洋菓子店のオーナーシェフの小林正和さんが1986年に考案しました。
「体温で溶ける、口の中で溶けるような滑らかさのあるチョコレートを作ろう」と考案されました。
そこで、小林正和さんが考案した生チョコを全国のスイーツ店が研究し商品化し一大ブームになったわけですが、生チョコブームの陰でとんでもないクレームが多発するのです。
それは、生チョコブームに便乗して、生チョコと称した粗悪品が激増したのです。
あまりのクレームに危機感をいだき、チョコレート業界が作ったのが、「生チョコの定義」です。
生チョコ考案者の小林正和さんが作った生チョコレートがベースになっているということです。
生チョコレートの定義とは?
チョコレート類の表示に関する公正競争規約
「生チョコレート」の定義
- チョコレート生地が全重量の60%以上
- クリームが全重量の10%以上
- 水分量が全重量の10%以上
など。(出典:全国チョコレート業公正取引協議会)
生チョコと表示できる基準を明確にしたことで、日本中どこでも美味しい生チョコが食べられるようになったということです。
生チョコをお取り寄せ
国士無双生チョコレートを販売するシルスマリアは生チョコ発祥のお店です。
なんとこちらのお店のショコラティエが作った全く新しいタイプのチョコを「生チョコ」という商品名を付けたことが、のちの生チョコブームへとつながったということです。
林先生の初耳学のお店も生チョコ発祥のお店ということなので、同時期に複数のお店で生チョコとよばれるチョコレートの開発が行われていたということでしょうか。
株式会社シルスマリア(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1ランドマークタワー)
賞味期限 製品箱に記載(約3週間)
保存方法 要冷凍(10℃以下)で保存
シルスマリアさんのお店で販売されている生チョコは、この国士無双生チョコレートの他にも多数ありますが、とてもめずらしいと思ったのでこちらの商品にしました。リンクからお店に飛べますので、そちらで各生チョコレートが見れます。
大吟醸 国士無双(辛口・北海道)を使用し作り上げた生チョコレートです。
天下に二つと無い酒という名にふさわしい、香り高くキレのある味「大吟醸 国士無双」。そんなお酒をつかった生チョコレートは、とろける甘さと辛口のキレが程よく相まって、さわやかな風味が口の中に広がるということです。
シルスマリアのこだわりのチョコレートは、各地から取り寄せた新鮮な素材と3種類のベルギー産チョコレートと新鮮なクリームによって作られます。
チョコレートと芳醇なミルクチョコレートの舌にまとわりつくような滑らかな口溶けが特徴のスイーツを提供しているお店です。
国士無双生チョコレートのレビュー
お酒が含まれているということで、お父さんや旦那さん、バレンタイン用など、ギフトに贈る方が多いです。
木箱に入っているので、高級感やザ贈り物感がありもらった方も満足されているようです。
気になる味ですが、お酒好きな方もお酒が苦手な方でも美味しく食べられたということです。
粒は小さめですが高級感もあり甘いものが苦手な男性にはちょうどよいという感じです。
ca ca o (cacao・カカオ)鎌倉店・神奈川県
初耳学で紹介の午後2時に行列のできる生チョコレート屋さんです。
店名 | cacao 鎌倉店 |
住所 | 〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目9−7 |
電話 | 0467-61-3307 |
営業時間 | 10時~18時 |
WEBサイト | ca-ca-o.com |
cacao鎌倉店・アクセス(周辺の地図・場所)
湘南ルショコラbunzoo(ブンゾー)本店(茅ヶ崎市・神奈川県)
番組で紹介された日本の生チョコ生みの親「小林正和」シェフが、当時と変わらぬレシピのままに、一粒一粒を手作りしている生チョコ発祥の店です。
店名 | 湘南ルショコラbonzoo |
住所 | 〒253-0055 神奈川県茅ヶ崎市中海岸4丁目1−38 |
電話 | 0467-50-0366 |
営業時間 | 10時~19時 |
定休日 | 月曜日 |
WEBサイト | nama-choco.com |
湘南ルショコラbunzoo・アクセス(周辺の地図・場所)
まとめ
生チョコブームの陰に生チョコと称した粗悪品が多くなり、危機感をいだきチョコレート業界が生チョコの定義を作ったというお話でした。
確かに当時、硬い生チョコあったと思います。
これ生チョコなの?って言ってました。
生チョコ発祥の店が多くあるのも驚きでしたね。
どちらが先かで譲れないものがあるのかもしれませんが、元祖○○というのはどこでもあります。とにかく美味しい生チョコが食べられるなら生チョコファンにとって損はありませんね。