2024年7月6日のテレビ朝日「人生の楽園」では、三重県桑名市でレンタル古着店をはじめた生駒郁代さん(46歳)と、店の大家さんで、古着のリメイクを担当する坂本都始子さん(91歳)が放送されます。
レンタル古着店「Fukumochi vintage」をオープンするまでの経緯
三重県桑名市にあるレンタル古着店「Fukumochi vintage(フクモチ・ヴィンテージ)」は、生駒郁代さん(46歳)と、店の大家であり、古着のリメイクを担当する坂本都始子さん(91歳)の共同プロジェクトです。
生駒郁代さんは、愛知県安城市出身で、海外文化に深い興味を持っています。大学生時代の夏休みにオーストラリアでホームステイを経験し、その後タイの施設でボランティア活動に参加しました。海外での生活を通じて、「自分の常識と全く違うことがある。もっと色んなことを知りたい」という思いを強く持つようになりました。
33歳の時、エンジニアの和哉さんと出会い、結婚。夫婦それぞれの職場に通いやすい桑名市に移住します。しかし、生駒郁代さんは育児に専念するために家庭に入り、知り合いのいない桑名市で孤独を感じるようになりました。そんな時、新たな知り合いを作るために参加した「子ども食堂」で出会ったのが、坂本都始子さんでした。
坂本都始子さんがかつて経営していたお餅屋さん「福餅」は、30年前に閉店し、そのままになっていました。閉店したままの店を見て「もったいない」と感じた生駒郁代さんは、「ここで古着屋さんを開きたい」と考えました。そして、古着が好きな人々が集まる店を作ることを決意します。
レンタル形式なら、何度も通ってくれるだろうと考えました。坂本都始子さんも快くスペースを貸してくれ、さらに若い頃に洋裁学校に通っていた坂本都始子さんは、得意の裁縫でも力を貸してくれることになりました。
2018年、レンタル古着店「Fukumochi vintage」がオープンしました。
かつて桑名の町で愛されたお餅屋さん「福餅」のシャッターが再び開き、新しいお店として復活しました。再び人々が集まり、様々な出会いが生まれるようになりました。
「面白い人と、面白い町を作っていきたい!」という思いを持つ生駒郁代さんと、裁縫の腕を生かす坂本都始子さん。そこに集う人々や、2人を支える家族の様子が紹介されます。この物語は、新たな出会いと共に、古い街道に新たな息吹をもたらすことの大切さを教えてくれます。
店舗情報
旧東海道沿いにひっそり佇む、古着レンタル店です。
お店の使い方。
利用料は年/3,000円です。
1.服を持ち帰る(店舗で服を借りる)
2.服を着る
3.服を返す・購入する
4.次の服を持ち帰る
5.持ち寄る(着なくなったビンテージ寄付する)
店名 | Fukumochi vintage (フクモチ・ヴィンテージ) |
住所 | 〒511-0056 三重県桑名市西矢田町35 |
電話 | |
営業時間 | 11時~15時 (土曜は13時から) |
定休日 | 日、月、火曜 |
駐車場 | 駐車場有り |
WEBサイト | https://fukumochivintage.tumblr.com/ |
三重県桑名市のグルメや特産品は?
桑名市は美味しいグルメと伝統工芸品で知られています。以下にいくつかの特産品をご紹介します。
- しぐれ蛤(はまぐり):しぐれは桑名を代表する名産品です。あさりやはまぐりなどの魚介類をたっぷりの醤油と砂糖で煮て、甘辛く調理したものです。
- はまぐり:桑名といえば「ハマグリ」です。将軍への献上品として使われていました。桑名のハマグリは貴重な日本古来種で、木曽三川の淡水と伊勢湾の海水が混ざり合うところで育っています。
- 白魚:ハマグリと並ぶ昔からの名産で、将軍への献上品としても使われていました。
- 海苔:川と海の水が混ざり合う理想の環境から収穫されます。「いろ・つや・かおり」三拍子そろった高級品です。
- なばな:「みえの伝統野菜」のひとつとして全国に出荷されているなばなです。
- たけのこ:桑名は古くから竹林が多く、とくに播磨、深谷、多度の3地区ではタケノコ栽培が盛んに行われてきました。
- 安永餅:江戸時代にお伊勢参りをする人たちに人気だった「安永餅」です。つぶあん入りの餅を細長く伸ばした焼き餅で、焦げ目の香ばしさと餡の上品な味わいが特徴です。
- 桑名鋳物:日本有数の鋳物生産地です。その歴史は戦国時代に始まり、鋳物師と呼ばれ活躍していた職人の技が残されています。
- 桑名萬古焼:桑名が発祥の地である萬古焼です。江戸時代中期の商人の沼波弄山によって作られました。
これらの特産品は、桑名市の豊かな自然と伝統的な製法から生まれたもので、訪れた彩にはぜひ味わってみてください。