人生の楽園は石川県輪島市の人里離れた山間に移住し、和菓子工房とcafeを始めた荻野由紀さん(56歳)、夫の紀一郎さん(58歳)です。
東京に生まれ育った由紀さんは建築デザインを学び就職。
人生の楽園
結婚を機にアメリカ留学する紀一郎さんについて行くことに。
日本と米国を行き来するうち「和紙作りを勉強したい」と思い立つ由紀さん。
受け入れてくれた紙漉き工房は石川県輪島市三井町でした。
家族と共に訪れると、茅葺の家に田んぼ、美しい自然の織りなす風景はまるで昔話に出てくるような世界です。
この地が気に入り「移住するぞ」と決めたのは紀一郎さん。
当時3人の子育てに追われていた由紀さんは初めての田舎暮らしに最初は戸惑ったものの、元来好奇心旺盛なタイプでした。
野菜を育て、四季折々に保存食に加工しながら暮らすおばあちゃんと交流するうち、見様見真似で野菜づくりを始める。さらに地元住民や都会の人を巻き込み、里山の自然や伝統を守る活動もスタートします。
1つは、田んぼのあぜで豆を育てる昔ながらの「畔豆」の復活でした。
子育てが終わる頃、この豆を使って何かしたいと思い立った由紀さんは和菓子を作ることに。
2020年5月、自宅で和菓子工房「のがし研究所」と、完全予約制の「の菓子cafe」をオープンさせました。
のがし研究所、の菓子cafe 石川県輪島市
食材は小豆をはじめとする6種類の自家製豆に畑の野菜や、山で採れる木の実、海藻など地元のものを使います。
地域の伝統行事を自分流にアレンジしてカフェのイベントに取り入れ、お客さん方に伝えています。
和菓子屋 のがし研究所 の菓子cafe
「の菓子」の「の」は、能登、農、野の意味から名付けています。
店名 | のがし研究所、の菓子cafe |
住所 | 〒929-2373 石川県輪島市三井町市ノ坂7−31−3 |
電話 | SNSをご覧ください。 |
営業時間 | 〃 |
定休日 | 〃 |
WEB | Instagram(@notonogashi) |
のがし研究所、の菓子cafe アクセス(地図)お店の場所はどこ?
人生の楽園は石川県輪島市に移住し、和菓子工房「のがし研究所」、完全予約制カフェ「の菓子cafe」を始めた荻野由紀さん、紀一郎さんご夫婦でした。
テレビ朝日 人生の楽園 毎週土曜日18時~18時30分放送
司会者 西田敏行 菊池桃子