【人生の楽園】麦わら細工の職人を目指す女性が主人公 かみや民藝店 兵庫県豊岡市城崎町湯島 

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2024年3月2日放送のテレビ朝日「人生の楽園」の「SDGs」をテーマにした1時間拡大スペシャル。伝統の技を継承し未来につなごうと頑張る女性が登場します。兵庫県豊岡市の城崎町湯島に東京から移住し、城崎の伝統工芸品「麦わら細工」の職人を目指す、今井幸子さん(39歳)です。

目次

麦わら細工の職人を目指す女性が主人公

神谷民藝店 麦わら細工の通販方法 人生の楽園で紹介 兵庫県城崎町湯島
出典:神谷民藝店

人生の楽園では、東京から兵庫県豊岡市の城崎湯島に移住し、伝統工芸品「麦わら細工」の職人を目指す、今井幸子さん(39歳)が紹介されます。
今井幸子さんは、東京都渋谷区生まれで、服飾の専門学校を卒業後、オーダーメイドスーツの会社に就職しましたが、1年後に会社は倒産しました。その後、両親が営むスーパーマーケットを手伝っていましたが、2019年にスーパーは閉店しました。
閉店後、今井幸子さんは、母の洋子さんと一緒に城崎温泉へ休養に出かけました。そこで初めて目にした麦わら細工の美しさに感動し、興味を持ちました。その作品は、後に出会う麦わら細工の師匠の神谷俊彰さんの父親が描いた翼を大きく広げ飛んでいる鶴でした。

旅行を終えて東京に戻った今井幸子さんですが、城崎が気に入り、1ヶ月後に再び城崎を訪れました。そして、温泉旅館を飛び込みで訪ね、仕事をさせてほしいと直談判しました。3ヶ月間、旅館で住み込みで働き、休みのたびに「かみや民藝店」の麦わら細工のワークショップに通いました。

店主であり師匠の神谷さんは、「熱心でワークショップに20回以上通って来たから、本格的にやってみたらどうだ」と今井幸子さんに声を掛けました。最初は躊躇した今井幸子さんでしたが、「城崎で麦わら細工を仕事にできるなら」と決意し、2020年に城崎に移住し、神谷師匠のもとで麦わら細工の修業を始めました。

さらに、城崎で出会った夫の博和さんと2022年に結婚し、現在は博和さんと両親と4人で暮らしています。今井幸子さんの麦わら細工に対する情熱と、神谷師匠との交流、そして家族の支えが描かれています。これは、新たな人生を始める勇気と、伝統工芸への敬意、そして家族の絆についての物語です。今井幸子さんのこれからの活躍が楽しみです。

麦わら細工とは?

兵庫県豊岡市の城崎町湯島に伝わる伝統工芸品「麦わら細工」は、大麦のわらを原料に桐箱や色紙に細工を施す技術で、300年の歴史があります。この工芸品は兵庫県伝統的工芸品および豊岡市無形文化財に指定されています。

麦わら細工は、絹のように滑らかな手触りと上質なツヤが特徴的で、箸置きやペンダントなど様々な作品があります。また、江戸時代後期にオランダから来日したドイツ人医師・シーボルトが帰国の際に大量の資料を持ち帰り、それらはシーボルト・コレクションと呼ばれています。その中に「城崎麦わら細工」も収録され、海を越えて城崎の職人の技術が知れ渡りました。

また、明治35年には、セントルイス万国博覧会で最高名誉賞牌を受賞したとされています。
現代の職人さんの作品だけでなく、約200点にものぼる明治・大正・昭和初期などの作品も観覧できます。また、「城崎麦わら細工」の体験も可能で、麦わら細工伝承館にご入館いただき、直接お申し込みいただけます。これらの活動を通じて、麦わら細工の技術と美しさが次世代にも引き継がれていくことでしょう。

かみや民藝店

かみや民藝店は、兵庫県豊岡市城崎町湯島391にある工芸品店です。城崎温泉街にあり、大麦のわらを原料とした麦わら細工の作品を作成販売しています。

麦わら細工は、鮮やかに染色した麦の茎を箱や小物に貼り付けて作り上げる細工です。兵庫県指定伝統工芸品で、城崎町の町指定無形文化財にも指定されています。

かみや民藝店では、ご予算に応じた麦わら細工の各種桐箱のオーダーメイドも承っています。

詳しくは、かみや民藝店の公式サイトをご覧ください。
https://kamiya-mingei.com/shop/

テレビ朝日 人生の楽園 毎週土曜日18時~18時30分放送
司会者 西田敏行 菊池桃子

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