あさイチのシェア旅で、富山県氷見市の魚料理こんかいいわしが紹介されました。
富山湾の王者ブリをはじめ美味しい海の幸がおいしいのは知っていますが、こんかいわしは初耳です。
氷見市ではブリに負けないおいしい魚がある。それはイワシです。
富山県氷見沿岸および近海から産出するイワシを氷見鰯といって広辞苑にも載っている有名なイワシなんです。
地元の氷見市ではイワシをぬか漬け(こんかいわし)にして食べています。
氷見鰯のぬか漬け「こんかいわし」柿太水産
こんかいわしは、イワシのぬか漬けです。
こめぬかが訛って、こんかと言われるようになった。
江戸時代から続く老舗の水産加工会社「氷見 柿太水産」さんで、こんかいわしを作っています。
地元のお客さんに試食のサービスも行っています。
熟成したイワシと糠の風味、あとを引く酸味が大人の通の味です。
暑くなった夏場くらいが食べ頃です。
なかなか食欲が出ないような時に食べると食欲が増してくるからです。
仕込みが始まるのがイワシに脂が乗った2月で最盛期です。
塩漬けしていたイワシに糠をまぶして樽に敷き詰めたらイワシを塩漬けした時に出る汁をその上にかけてる。
漬け込み期間中は糠が乾かないように毎日その汁をかける。
樽には40匹で一段、ひと樽におよそ500匹くらいになります。
樽にはたくさん重しをします。4月、5月に暖かくなったら樽の中がブクブクいって重しが落っこちるくらい発酵して膨らんでくるからです。7月の樽開きにはたくさんの人が集まってくる氷見の風物詩です。
柿太水産 富山県氷見市
店名 | 柿太水産 (かきた) |
住所 | 〒935-0004 富山県氷見市北大町3−37 |
電話 | 0766-74-0025 |
営業時間 | 9時~17時 |
定休日 | 日曜 |
WEBサイト | 柿太水産 |
柿太水産 アクセス(地図)場所はどこ?
こんかいわしパン「こんかいわしのねじねじ」パン屋「パンアリエ」
こんかいわしは日本のアンチョビといわれ注目を集めている。
そこで、柿太水産さんのこんかいわしを使ったパンを作っているお店として紹介されたのがパンアリエさんです。
こんかいわしを練り込んで細く伸ばして焼き上げた「こんかいわしのねじねじ」というこんかいわしパンを製造販売しているお店です。
パンアリエさんは、国産小麦粉、農家さんから直接仕入れたこだわりの旬野菜を中心としたパンを提供しています。
店名はフランス語で、Pain(意味:パン)・Allier(意味:結ぶ)、調和を意味し、パンを通じて様々な物を結んでいきたいという想いが込められている。
パンアリエ 富山市田中町
店名 | painallier (パンアリエ) |
住所 | 〒930-0985 富山県富山市田中町3丁目1−番 31号 |
電話 | 076-454-6648 |
営業時間 | 10時~18時 売り切れ次第終了 |
定休日 | 日曜、月曜 |
WEBサイト | パンアリエ |
パンアリエ アクセス(地図)場所はどこ?
まとめ・感想
NHKあさイチでは、富山県の日本アンチョビ(和製アンチョビ)とも言われる、こんかいわし(糠いわし)を紹介しました。
お店を調べてみました。こんかいわしを製造販売するのは柿太水産さんです。そして柿太水産さんのこんかいわしを使っているパン店はパンアリエさんです。パンアリエでは、こんかいわしのねじねじパンが登場しました。こんかいわし(米糠漬けいわし)について、お店や場所を調べましたのでご参考にどうぞ。