2024年12月7日放送、日本テレビの人気番組「満天☆青空レストラン」において、ゲストの金子貴俊さんが和歌山県橋本市の特産品である直径7cmの極太ごぼう「はたごんぼ」を収穫し、美味しい料理を楽しみました。
極太「はたごんぼ」の魅力
和歌山県橋本市の西畑地区で生産される「はたごんぼ」は、直径7cmにも及ぶその太さが特徴です。この地域特有の粘り気のある赤土で育つことで、柔らかく香り高いごぼうに成長します。収穫にはシャベルカーが使われるほどのサイズで、その魅力はただ大きいだけではありません。
番組では、採れたてのはたごんぼを丸ごと一本炭火焼きにしたり、ペペロンチーノや、ごぼうの出汁を使った柳川風鍋など、様々な料理に使用してその味わいを楽しみました。
はたごんぼの歴史と復活
「はたごんぼ」という名前の由来は、西畑地区の「はた」で採れるごぼう「ごんぼ」から来ています。この地域では江戸時代からごぼうが生産されており、昔から「はたごんぼ」はごちそうとして珍重されてきました。しかし、生産者が減少し、近年では自家用に細々と栽培されるのみとなっていました。
そんな中、地元の人々の「柔らかくて香りの良い、あの美味しさを多くの人と分かち合いたい」という熱い思いから、2008年に産地復活に取り組み、「はたごんぼ」を見事に復活させました。
はたごんぼの特徴と旬
「はたごんぼ」の特徴はその圧倒的な太さだけでなく、柔らかさと香りの良さにもあります。春頃に種をまき、10月下旬から収穫が始まり、11月から3月までが販売時期となります。
プレミア和歌山推奨品審査委員特別賞受賞
「はたごんぼ」は和歌山県が選んで推奨する「プレミア和歌山」において、特に優れた産品に与えられる審査委員特別賞を受賞しました。その独自性や希少性だけでなく、商品を通じて地域活性化を目指す取り組みも高く評価されています。
農産物直売所「くにぎ広場」・道の駅・通販は?
橋本市南馬場にある農産物直売所「くにぎ広場」は、紀の川フルーツライン沿いの高台に位置し、見晴らしも抜群です。ここでは、「はたごんぼ」をはじめ、地元の野菜、花、果物が販売されており、作りたてのコロッケや、はたごんぼの炊き込みご飯などの惣菜も人気です。
店名:農産物直売所 くにぎ広場
住所:和歌山県橋本市南馬場506-5
電話:0736-33-5288
営業時間:9時~17時
定休日:火曜
駐車場:20台有り
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