2024年6月29日放送の「所さんお届けモノです!」では、速水もこみちさんがおすすめするモーツァルトのクラシック音楽を聴かせて熟成させる本枯節「クラシック節」が紹介されました。
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モーツァルトを聴いて熟成させる本枯節「クラシック節」
クラシック節は、昔ながらの製法で作られ、カビ付け作業が特徴的な本枯節です。この過程でモーツアルト作曲のクラシック音楽が流れ、カビの活性化を促します。また、「薄削り」は大きめに薄く削った節で、出汁取りに最適です。ただし、硬さから割れやすい点はご理解ください。出汁の取り方は、昆布出汁の後、弱火で5~10分煮るか、火を止めて10分放置します。
クラシック節といって、ただの鰹節ではありません。鰹節の生産量日本一の鹿児島県枕崎市にある金七商店が作っています。参考価格は70gで1,190円。
塩味が強くない、口溶けの良い本枯節です。
スーパーで並ぶ一般的な鰹節は、燻製期間が約3週間の荒節と呼ばれるものがほとんどですが、金七商店が作る鰹節はカビをつけて発酵させる本枯節です。約半年かけて製造しています。クラシック節の名前の由来は、モーツアルトのクラシック音楽を聴かせています。音楽を聴かせることで、微生物の動きが活発化し、発酵や熟成が深まるといいます。
速水もこみち流の意外なレシピを伝授。
クラシック節と合わせるのは唐揚げです。
ポイントは、油を切った唐揚げをクラシック節と和えることです。
鰹節が細かくならないように、ふんわり和える。レモンをしぼってかけて完成です。
ご家庭でも簡単にできるレシピです。
溶ける鰹節!ぜひクラシック節をお試しください。