人生の楽園(12月7日18時~放送)は長崎県平戸市が舞台。
竹細工を通じて子供たちが楽しく集まれる場所を作りたいと体験工房を開いた杉山安信さん(69歳)と、妻の悦子さん(66歳)が主人公です。
平戸市出身の安信さんは中学卒業後、海運会社で働き、帰国すると当時16歳だった悦子さんにバスの中で一目惚れ。
結婚を希望するも悦子さんの父に猛反対。
それでも頭を下げ続け、20歳の時に悦子さんと結婚。
子どもも生まれ、28歳で貨物船の船長となり、充実した暮らしを送っていた。
人生の転機は58歳。
体調を崩し自宅療養中に散歩で浜辺で流れ着いた竹をみつけたことだった。
昔よく遊んだ竹とんぼを作り地元の小学校に持っていくと子供たちが大喜びだった。
そこで、「子供たちがワイワイ騒いで竹細工を作れる場所を作りたい」と思った。地元の大工さんに工房を建ててもらい2017年12月「体験工房 竹とんぼ」をオープンさせました。
カッターナイフ1本を使い、独学で竹細工の腕を磨いてきた安信さんは、デッキ部分まで細かく作り込んだ「帆船」など実物のリアルさを追求した作品は、平戸市の美術展で市長賞を受賞している。
目次
体験工房 竹とんぼ(平戸市)
工房は高齢者にも開放し、食事会など交流の場にもなっています。
体験工房 竹とんぼ・アクセス(周辺の地図・場所)
子どもからお年寄りまで、たくさんの笑顔を作る素晴らしい憩いの場。杉山さんご夫婦の日々の暮らしと地域の方々との交流を紹介します。(人生の楽園)