桜島の北東1.5キロ、錦江湾に浮かぶ鹿児島市の新島(しんじま)が舞台。
錦江湾は鹿児島湾のことで地元での呼ばれ方。鹿児島県の中央部を占める湾のことで、北部には桜島が位置。東は大隅半島、西は薩摩半島に囲まれていて、南は太平洋に開口している。
無人島になってしまった故郷を守りたいと移住した、佐々木和子さん(59歳)と夫の直行さん(66歳)です。
昭和35年、新島で5人姉妹の末っ子として生まれた和子さんは、小学校4年生まで島の分校、5年生からは桜島の本校へ船で通いました。その後、鹿児島市街の叔母の家から中学、高校、短大と通い、卒業後は市内の絹織物の会社に就職。和子さんに転機が訪れたのは50代半ば。鹿児島市街で暮らしている姉、4女のひろ子さんからの電話がきっかけ。
「新島が無人島になって荒れている」
出典元:人生の楽園HPより
すぐに新島へ向かう。
そこで目にしたのはジャングルのように荒れ果てた故郷の姿でした。
和子さんは「何とかしないと故郷がダメになる」と思い、月に1回、姉のひろ子さんと島に渡り掃除を始めることに。
その後、夫の直行さんも一緒に行くようになり、新島通いは月2回に増え、さらに姉のひろ子さんが有人、知人にも掃除を呼びかけ島は少しずつキレイになっていきました。
「新島をどげんかしたい。島の神社をどげんかしたい」と口癖のように話していた父の敬造さんの言葉を思い出します。
その願いを叶えようと家族や知人らと協力して島の五社神社を再建することにしました。
そして同時に和子さんは「新島に戻り、島を守っていこう!」と決意し、新島に残っていた知人の空き家を購入しリフォーム。今年9月、2人だけの島暮らしをスタートさせました。
新島に暮らし始めたが食料や電気に収入源は?
新島にはお店がないため、週に1度は船で買い出しに出かける。そのため直行さんは船舶免許を取得。買い出しは桜島まで船で渡り、島から車で垂水市のスーパーへ行き、野菜、肉、冷凍食品など1週間分を購入します。魚は自宅前で海釣りをし、目指すは自給自足です。
無人島ということですが、電気はどうしているのでしょうか。
また1週間に1度船で食料を買いに行くというのもとてもお金がかかるし、船や車の維持費に税金等お金がかなり必要だと思うのですが、収入源はどうしているのでしょうか。
サラリーマン時代に稼いだ貯金があるとしてもこれから何十年同じような生活をするのにはお金が足りなくなりそう。そこらへんはどのように工面するのかとても興味があります。
憶測でしかないのですが、新島で農家民宿や農家レストラン・カフェなどをはじめたり、新島で楽しく過ごしたりするイベントなどを経営していくのかなと思っているのですがどうなんでしょうかね。
まとめ
人生の楽園で無人島の新島で暮らし始めたご夫婦が主人公でした。現在は農家レストランや民宿などをしているわけではなく、故郷新島の五社神社を守っていく、新島を守っていくということで移住しています。上でも書きましたが、週1で船で食料を買ったり車なども所有しているということで、とてもお金がかかるのではないかと思います。収入源はどこなのかこの先どのように老後生活を新島で迎えていくのかとても興味があります。