兵庫県丹波市氷上町。豊かな自然に囲まれたこの地で、元システムエンジニアの古谷浩二郎さん(49歳)と妻・幸子さん(54歳)が営む「丹波 みの香ファーム」が、テレビ朝日「人生の楽園」で紹介されました。
きっかけは“生トウモロコシ”の感動
大阪出身の浩二郎さんは、東京でSEとして働いていた頃、和歌山出身の幸子さんと出会い結婚。旅先で食べた採れたての生トウモロコシの美味しさに衝撃を受け、「自分でも育ててみたい」と思ったことが、農業への第一歩となりました。
農業学校との出会いと移住

その後、丹波市で新設される「丹波市立農(みのり)の学校」の案内をきっかけで、夫婦で説明会に参加。自然豊かな環境に魅力を感じ、移住を決意。2019年に農の学校へ入学し、1年間の研修を経て、2020年に「丹波 みの香ファーム」を開業しました。
“キレイで美味しい”野菜づくり
現在は約7,000㎥の畑で、年間を通じて20品目以上の野菜を栽培。季節ごとに果菜類・根菜・豆類などを育て、農薬や化学肥料に頼らず、土づくりから丁寧に取り組んでいます。「見た目も味も美味しい野菜」を目指し、日々の努力を重ねています。
通販・販売・問い合わせ情報
※以下は2025年時点の取材内容に基づいています。販売・流通に関する情報は変更される可能性があるため、最新情報は公式SNSをご確認ください。
- 通販(オンライン販売)
個人向けの定期便やセット販売は行っていないようです。収穫量や品目の調整が難しいため、現在は見送られているとされています。 - 販売先
地元スーパーの地場野菜コーナー(例:マルナカ氷上町など)や、農業総合研究所を通じた都市部への出荷が中心とされています。丹波市内の学校給食にも納品されているようです。 - 道の駅への出荷
定期的な出荷は確認されていないようです。 - 直売所
農園に常設の直売所はないようですが、イベント出店やSNSでの告知により販売されることがあるとされています。 - 問い合わせ方法
InstagramのDMやFacebookのメッセージ機能を通じて問い合わせが可能とされています。農作業の都合により、返信に時間がかかる場合もあるようです。
アクセス・公式情報
丹波 みの香ファーム
所在地:兵庫県丹波市氷上町(詳細住所は非公開)
Instagram:@tambarin6
Facebook:TambaMinocaFarm
美味しい野菜は、人生を変える力がある。
そんな想いを胸に、丹波の畑で汗を流す古谷さんご夫婦。都会から地方へ、そして農業という新たな道を選ばれたその姿は、多くの人に勇気と希望を与えてくれます。