人生の楽園で、静岡県御前崎市で香りを受け継ぐ、かつお節職人の澤入広美さん(59歳)と妻の登代子さん(59歳)のご夫妻が紹介されました。父親の入院がきっかけで地元の農協を早期退職し、江戸時代から続く伝統の製法である手火山式(てびやましき)を両親から受け継いでかつお節つくりを始めた鰹節職人です。使うカツオは一本釣り生カツオのみ。6ヶ月以上かけて旨味を凝縮した本枯れ節です。
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静岡県御前崎市が舞台。明治の初めから鰹の町として発展してきた漁師町です。郷土料理は、鰹のたたき、梅干し、玉ねぎ、味噌などを氷水に入れて食べる「冷やし味噌汁」。混ぜると氷と器がぶつかる音が「ガワガワ」と聞こえることから、「ガワ」と呼ばれています。そんな漁師町で5年前に両親の後を継ぎ、伝統的な鰹節作りを始めた新米職人、澤入広美さん(59歳)と妻の登代子さん(59歳)が主人公です。
2人兄弟の次男として生まれた広美さん。幼い頃から釣り好きで、高校卒業後、調理師の道へ進みました。ホテルの調理場で働き始めた広美さんは、23歳の時、登代子さんと結婚。その後、地元の農協に転職し、3人の子供たちを育てました。ところが、54歳の夏に転機が。父の隆司さんが大動脈瘤で入院。広美さんは「鰹がさばけるのは自分しかいない。日本に数軒しかない手火山(てびやま)式の鰹節を残したい」と思い立ち、両親の後を継ぐことを決意。そして2014年、広美さんは農協を早期退職し、鰹節職人として新たな人生を歩み始めました。
広美さんが受け継いだのは、江戸時代から続く『手火山式』という鰹節づくり。
鰹を燻す火を職人の手で調整する方法で、完成まで6か月間を費やします。手火山式の鰹節は雑味が少なく、香りが強いのが特徴。昭和の中ごろまで地元に50軒ほどあった鰹節工場も後継者不足で、今はわずか数軒しか残っていません。そんな手火山式の鰹節を若い世代に広めたいと考えた広美さん。香りを長持ちさせる新しい商品を開発し、地元のお店で販売しています。
休日、広美さんを応援する親戚や孫が集まりバーベキューを楽しみました。焼きそばには、師匠である父の隆司さんが削った鰹節を山盛りにのせていただきます。澤入家で100年以上続く鰹節の味はお孫さんにも大人気です。
伝統的な鰹節作りを受け継ぎ、日々奮闘する澤入広美さんと、支える妻の登代子さん、師匠である両親や応援してくれる地元の皆さんとの交流を紹介します。出典:人生の楽園
江戸時代から続く「手火山式」の鰹節はどこで買える?マルミツ鰹節店
澤入さんが受け継いだお店は代々伝わる創業100年余のマルミツ鰹節店(又はマルミツ鰹節海産)です。広美さんは三代目です。
澤入さんご夫妻が作る江戸時代から続くという伝統の手火山式(てびやましき)を用いた手法の鰹節を食べてみたいと思いますよね。
そこでどこで売っているのか、購入できるのか、ネット通販でお取り寄せできるのかを調べてみました。
まずテレビでいうように地元のお店で販売しているということ。
入澤さんのお店はマルミツ鰹節海産です。
店名 | マルミツ鰹節海産 |
住所 | 〒437-1621 静岡県御前崎市御前崎4560 |
電話 | 0548-63-2154 |
営業時間 | 8時~16時 |
定休日 | 土曜日 |
WEBサイト | 森庄研磨工業 |
マルミツ鰹節海産・アクセス(周辺の地図・場所)
手火山式本枯れ節(澤入広美さんの鰹節)通販での注文は森庄研磨工業
森庄研磨工業さんのHPにマルミツ鰹節海産のお問い合わせフォームがありました。こちらで通販もできると思います。
森庄さんではマルミツさんの鰹節だけを削りたてで販売しています。
予約は予約フォームまたはメールで注文が可能です。
また、家庭用鰹節器販売もしていました。
森庄さんのHPには、手火山について書かれておりました。
350年以上の歴史を持つ「手火山」が、志摩の国(三重県鳥羽市・志摩市とその周辺地域))の山際初次郎によって、ここ御前崎に200年前に伝わった。最盛期の昭和30年当時には約50軒もの製造所があったというが、現在では御前崎のマルミツ鰹節店(マルミツ鰹節海産・澤入広美さんご夫婦)だけが、当時のままで生産しているということです。
手火山式鰹節の通販は?
楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングで購入できる本枯れ節(手火山)が販売していました。
まとめ
人生の楽園では、親の病気をきっかけに江戸時代から伝わる伝統の手火山式の本枯かつお節の受け継で、日々奮闘する澤入広美さんと、支える妻の登代子さん、教えてもらう両親や応援してくれる地元の皆さんとの交流の様子が紹介されました。こちらでは番組内容と、澤入広美さんご夫婦のお店「マルミツ鰹節海産(マルミツ鰹節店」の手火山本枯鰹節の購入できるお店や通販店を調べてみました。ぜひ伝統の味「手火山」鰹節を食べてみたいですね。