2024年11月2日放送「人生の楽園」はキャンドル工房「kotobukirokets(コトブキロケッツ)」を特集します。
長野県松本市の寿地区にある小さなキャンドル工房「kotobukirokets(コトブキロケッツ)」では、心を温める美しい癒やしのキャンドルが日々生み出されています。運営しているのは、園原かおりさん(41歳)。子育てをしながらも、自分自身の手で一つ一つ心を込めて作られたキャンドルは、松本市民のみならず全国的に注目されています。
松本市の自然とともに生まれた「kotobukirokets」
キャンドル工房「kotobukirokets」がある松本市寿地区は、美しい山々と清らかな空気が魅力の場所です。かおりさんが「ここで子どもたちを自然に囲まれて育てたい」と願い、家族で引っ越してきたエリアでもあります。キャンドルのデザインには、地元で見かける野生動物や植物のモチーフが取り入れられており、フクロウやキツネ、季節を感じさせるカボチャの形をしたものも人気です。
このようなデザインは、かおりさんが幼いことから慣れ親しんできた自然や動植物にインスパイアされたものです。実際に寿地区の豊かな自然環境を感じさせるキャンドルたちは、地元の人々の心にも響き、松本市の新しい観光スポットとしても注目を集めています。
コロナ禍で見つけた「キャンドルづくり」という新たな道
園原かおりさんがキャンドル作りをはじめたのは、コロナ禍でストレスが増え、帯状疱疹を患ったことがきっかけでした。家事と子育てに追われながらも、自分自身を癒やすために見つけたのがキャンドルの炎の温かさと、そのゆらめきでした。タウン誌でキャンドルスクールを偶然目にしたかおりさんは「これが私の新しい道かもしれない」と感じ、キャンドル作りにのめり込みます。
スクールで基礎を学び、自宅で制作を続けるうちに、SNSで彼女のキャンドルが話題となり、デパートやイベントからも制作依頼が舞い込むようになりました。「私もキャンドルを通じて、みんなに元気を与えたい」。そんな思いで2022年、工房「kotobukirokets」をオープンさせました。
自然素材へのこだわり:蜜蝋キャンドルとソイワックスキャンドル
かおりさんが作るキャンドルには、蜜蝋やソイワックスといった自然素材が使用されています。
- 蜜蝋キャンドル
- 蜜蝋は、ミツバチの巣から取れる天然の蝋で、火をつけても煙が少なく、溶けにくい特製があります。そのため、フクロウやカボチャなど動物や植物をかたどったキャンドルは特に長持ちし、インテリアとしてもおすすめです。
- ソイワックスキャンドル
- ドライフラワーを使ったキャンドルには、大豆由来のソイワックスが使用されています。白いワックスの中に色とりどりの花が映えることで、鮮やかなデザインが生まれます。キャンドルを灯さなくても、置くだけで部屋が華やぐため、プレゼントとしても大人気です。
これらのキャンドルは全て自然由来の素材で作られており、地球にも優しい製品です。
心を癒す空間へ、かおりさんのキャンドルがもたらす癒し
kotobukiroketsのキャンドルは、ただのインテリアアイテムではありません。火を灯したときの柔らかい光とほのかな香りが、ストレスを抱える現代の人々に深いリラックス効果をもたらします。かおりさん自身、キャンドルを灯すと自分の心が穏やかになると話しており、これはキャンドルの特別な力を感じているからこそです。
店舗情報、通販・直売所
店名:kotobukirokets
住所:長野県松本市寿
営業時間:水曜・土曜・日曜のみ営業(10時~16時)事前予約制
WEBサイト:Instagram
直売所とオンラインショップ
- 直売所:自宅兼工房での販売を行っており、直売所では工房限定のキャンドルも取り扱っています。訪問の際は公式SNSや電話にて事前予約をお願いします。
- 通販:かおりさんのキャンドルは、公式Instagramやウェブサイトからも購入可能です。ギフト用にラッピングも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
アクセス
松本駅から車で約20分、近隣に駐車場あり。
松本市に訪れた際は、ぜひkotobukiroketsでお気に入りのキャンドルを見つけ、心を癒す特別なひとときを味わってみてはいかがでしょうか。