都会の喧騒から離れ、自然と共に生きる夫婦の物語
千葉県南房総市を舞台に、50代で早期退職し本格的な田舎暮らしをスタートさせた東條俊行さん(54歳)と芽久未さん(55歳)の暮らしをご紹介します。都会の忙しさから抜け出し、広大な自然の中で生活する二人の充実した日々には、田舎暮らしを楽しむための7つの秘訣が隠されています。
ITエンジニアから里山暮らしへ
俊行さんは幼少期からパソコンに親しみ、神奈川県のIT企業でエンジニアとして活躍。しかし過酷な労働環境により、心身に負担がかかるようになりました。そんな中、芽久未さんの勧めで「さとやま農学校」に通うことで、自然の癒やしを実感。さらに南房総市の里山コミュニティに参加したことで、田舎暮らしの魅力に惹かれ、早期退職を決意しました。
移住先は築65年の古民家と広大な自然
移住後、夫婦が手に入れたのは築65年の古民家と広大な田畑・山林。総面積は東京ドームの1.7倍ほどあり、自然に囲まれた暮らしが始まりました。古民家の修繕はプロの指導を受けながら、自力で少しずつ改修。1年前には「里山体験民泊こえむ」をオープンし、田舎の魅力を訪問者に伝える場として活用しています。
田舎暮らしを楽しむ7つの秘訣
- 自然と触れ合う
土や木々にふれることで心身ともにリフレッシュ - 地域コミュニティに参加
地元の人々との交流が支えになる - 古民家の改修を楽しむ
時間をかけて家を自分たちの手でつくる喜び - 自給自足を目指す
味噌や醤油作りなど、食の楽しみが広がる - 新しい挑戦を恐れない
田舎ならではの活動に積極的にチャレンジ - 時間の流れを大切にする
都会では味わえないゆったりとした生活 - 仕事と暮らしのバランスをとる
収入を得ながら豊かな生活を実現
里山体験民泊こえむの魅力

「こえむ」は、南房総市三芳地区にある家主滞在型の民泊施設です。長く放置されていた古民家を地元の職人と共に修繕し、「おばあちゃんの家」をコンセプトにした1組限定の宿として運営されています。宿泊だけでなく、草木染めや味噌作り、醤油絞りなどのワークショップも企画されており、田舎ならではの体験が楽しめます。
こえむの特徴
- 宿泊スタイル:家主滞在型の民泊
- コンセプト:「おばあちゃんの家」のような懐かしい空間
- 体験プログラム:草木染め、味噌作り、醤油絞りなどのワークショップ
- 農業体験:農薬・化学肥料を使わない畑での農作業や収穫体験
- 囲炉裏のある古民家:畳の部屋や縁側でのんびり過ごせる
宿泊料金(参考価格)・予約
定員は原則 5名様まで。
- 基本料金(2名様まで):22,000円~(1泊)
- 追加料金(3名様以上)
- 大人(中学生以上):11,000円 / 泊
- 子供(3歳以上小学生以下):6,600円 / 泊
予約は下記の公式サイトで可能です。
店舗情報
店名:里山体験民泊こえむ
住所:〒294-0804 千葉県南房総市海老敷464-1
電話:090-9313-5507
公式サイト:https://tojo-natural-farm.net/yado/
「こえむ」は田舎暮らしの魅力を体験ができる宿です。
田舎暮らしを夢見る人にとって、俊行さんと芽久未さんの生き方は大きなヒントになるはず。自然の恵みを感じながら、自分らしい生き方を見つける旅に出てみませんか?