2024年3月9日放送のテレビ朝日「人生の楽園」では京都市右京区の京北地域黒田に位置する築200年の古民家カフェ「きくやカフェ」をはじめた、川口紗英子さん(44歳)が紹介されます。きくやカフェをはじめるに至った経緯やお店の詳細情報、おすすめメニューなどをお伝えします。
古民家カフェ「きくやカフェ」京都市右京区・京北地域黒田
きくやカフェは京都市右京区の京北地域、黒田にあるお店です。
築200年の古民家で、ゆっくりとお過ごしできます。
「きくやカフェ」のオーナー川口紗英子さんは、京都市右京区の黒田地区の空き家活用部の「田舎暮らし体験会」がきっかけで6年前に移住されました。それまで使われていなかった築200年の古民家を利用して、「きくやカフェ」を開業しました。
移住の際は、地元の人々が荷物の処分や掃除を手伝ってくれたそうです。以来、地域のみなさんと交流を深め、今では「地域を元気にするお母さん」として紹介されています。
また、「きくやカフェ」は地元野菜をふんだんに使用したランチやカフェを提供し、地域の魅力を伝える場となっています。これらの活動により、「きくやカフェ」は地域の一部となり、多くの人々に愛される存在となりました。
このきくやカフェは、地域の魅力や地域にかける思いを伝えるための様々なイベントを開催しています。また、「つるし柿のアイスクリーム」など、地域の文化を引き継ぐメニューも提供しています。
訪れる歳は、事前に営業日や営業時間をご確認ください。楽しい時間をお過ごしください。
店名:きくやカフェ
住所:京都府京都市右京区京北下黒田町鶴野45
営業時間:月、木、土曜 11時~16時
電話番号:
WEBサイト:facebook(kikuyacafe)
Instagram(@kikuyacafe)
最新情報はきくやカフェの公式SNSをご覧ください。
きくやカフェのおすすめメニュー
きくやカフェでは、地元の新鮮な食材を活用した美味しいメニューが多数提供されています。
- ランチプレート
おくどさんで炊かれたご飯と、採れたての地元の野菜を使ったおかずの美味しいランチが食べられます。お肉、鶏肉、鹿肉などのおかずもあり、お値段も安くボリューム満点という情報です。 - フィッシュドッグ
- 鹿カツサンド
- 自家焙煎コーヒー
- つるし柿のアイスクリーム
地域の文化を引き継ぐこのアイスクリームは、「きくやカフェ」ならではの一品です。
※おくどさんごはんと季節のおばんざいのランチは2日前までにご予約ください。
また、毎週第一以外の木曜日は朝カフェを開催されています。朝カフェでは、8時から10時までコーヒーとモーニングセット(パンとサラダ)を提供されています。
食材は京北地域で仕入れるものが中心で、頑張っている移住者たちと協力しています。京都丹波地域から新鮮な魚を仕入れて移動販売している「モリモト鮮魚店」、黒田地区で就農し宅配をしている「よしだのはたけ」など、こだわりの商品を生み出す仲間がたくさんいて紗栄子さんの活動を支えています。
つるし柿は「きくやカフェ」の地域、京都市右京区の京北地域黒田で特に有名です。
「きくやカフェ」では、地域の大代柿を干して作ったつるし柿を使用した「つるし柿のアイスクリーム」を提供しています。つるし柿を使うことは、日常生活の中で伝わる地域の文化を引き継ぐことになり、この小さな文化の引き継ぎが地域らしさを形作っています。つまり、つるし柿は地域の文化を象徴する食材とも言えます。
つるし柿は干し柿?
つるし柿は干し柿の一種で、特に渋柿を吊るして干したものを指します。つまり、つるし柿と干し柿の違いはなく、同じものを指す言葉となります。つるし柿の製法は、渋柿を収穫の時点で枝ごとT字型に切り、その部分に紐をくくりつけて干すというものです。この製法により、美味しく甘い干し柿が作られるということです。
つるし柿は、その食感については、干し方や柿の種類によりますが、一般的には「もっちりとした食感」が楽しめるとされています。つまり、ガチガチではなく、あんぽ柿のようにとろとろとした食感が特徴です。
ただし、干し柿には「あんぽ柿」と「ころ柿」の2つの主なタイプがあります。「あんぽ柿」は柿の重さが乾燥前の半分程度のもので、やわらかく水分が多いです。
「ころ柿」はさらに乾燥させて、重さが1/3程度になったもので、水分が少なく硬めです。つるし柿は一般的には「もっちりとした食感」のようです。
また、京都市右京区の老舗和菓子店「笹屋伊織」のつるし柿は、柿の中にやわらかい求肥と小倉つぶあんが詰められており、つるし柿の優しい甘さと相まって大変美味しいと評判だということです。
テレビ朝日 人生の楽園 毎週土曜日18時~18時30分放送
司会者 西田敏行 菊池桃子