2024年10月12日放送「人生の楽園」は、福島県田村市に移住し「キャンプサークルきずな」を開いた榊原朋恵さん(62歳)と長谷川敬三さん(64歳)の物語を紹介します。
都会から田舎へ自然の中での新生活
榊原朋恵さんは、東京都渋谷区の住宅密集地で育ちましたが、夏休みは田舎の祖父母の家で過ごすのが大好きでした。40代後半に建設関係の仕事に就き、一人親方の大工だった敬三さんと出会い、人生のパートナーとなりました。キャンプ好きの2人が共に大切にしていたのは「人との繋がり」でした。
東日本大震災と田村市との縁
敬三さんが東日本大震災後の田村市の仮設住宅の建設に携わっていた縁もあり、自然に囲まれた土地付きの家と出会った2人。この場所で「いろんな人と繋がりたい」と、キャンプ場と民泊を開くことにしました。
自力での改修とオープン
仕事を退職後、仲間の手も借りながら自力で内外装の改修を進め、今年4月に「キャンプサークルきずな」をオープンしました。
土いじりと収穫の喜び
移住後、2人が始めたのは土いじり。朋恵さんは畑でトマトやナス。ネギなどの野菜を育て、敬三さんはスイカ作りに挑戦しました。初めてできたスイカの味は格別でした。
地元の人々との交流
近所のご家族が遊びに来た日は、キャンプ仲間とともに沢へ出かけ、お昼には収穫した野菜を使い、敬三さんが作った窯でピザを焼きました。自分たちの手作りピザに、子供たちも大喜びでした。
民泊の魅力
民泊では、敬三さんが手作りの広々としたお風呂を24時間いつでも楽しむことができます。夕食には地元の養魚場で仕入れた新鮮なイナワが並び、夏の間だけ刺身を食べることができます。
自然と人との繋がり
満点の星の下で焚き火をしたり、近所の鍾乳洞で洞窟探検をしたりと、自然と人が大好きな朋恵さんと敬三さんが作った「キャンプサークルきずな」は、訪れる人が繋がり、絆が生まれ、誰もが童心に帰ることができる場所です。
夜には満点の星空が広がる
ゆったりした区画サイトとフリーサイトを有し、RVパークも併設。斜面地を造成したキャンプ場のため視界がよく、晴れた日の夜には満天の星空が輝きます。炊事場やトイレなども完備し、キャンプ初心者の方も安心です。
60代での新たな挑戦
60代で移住し、キャンプ場を開いた朋恵さんと敬三さんの心豊かな暮らし。そして、そこに訪れる人々との交流を紹介します。
店舗情報と予約
店名:キャンプサークルきずな
住所:福島県田村市滝根町神俣和貢328-2
キャンプサークルきずなの民泊の予約方法は、お電話での予約のみとなっています。
料金:大人8,800円、小学生以下5,500円、3歳以下無料
詳細については、直接お問い合わせください。
※料金は変わる場合がありますので、公式ウェブサイトでご確認ください。
→ キャンプサークルきずな公式ウェブサイト