2025年3月8日放送「人生の楽園」では、自然豊かな生活を求めて、長距離トラックドライバーから漁師に転身した平田浩太郎さん（51歳）と、支える妻の裕美さん（52歳）の人生は、新しい挑戦と地域への貢献に溢れています。長崎市深堀町を第2の故郷とし、地域おこしに力を注ぐ二人の姿をご紹介します。
移住のきっかけ
福岡県出身の浩太郎さんは20代から長距離トラックの運転手をして働き、27歳で友人の紹介で裕美さんと出会い結婚しました。仕事の関係で愛知県豊田市に移住し、週末だけ帰宅できる忙しい生活を送っていました。
40歳を過ぎた頃、「自然豊かな場所でのんびり暮らしながら働きたい」という思いが募り始めます。そんな中、裕美さんが見つけた「漁業研修」という記事が二人の人生を大きく変えました。これをきっかけに浩太郎さんは「漁師になる」と決意し、漁業研修の場を九州各地で探し始めました。そして長崎市深堀町で3年間の研修を経て、2019年に独立を果たしました。
新たな漁師としての挑戦
浩太郎さんは小型漁船で曳き縄漁に従事しながら、干物作りやカキの養殖にも取り組んでいます。さらに、地域の漁協施設の一部を借りて、魚介直売店「長崎みなと水産 平田屋」を開設。新鮮なカキや魚の干物を地元の人々に提供しています。
地域おこしの貢献
地域活性化を目指して、浩太郎さんは漁師や異業種の仲間たちと共に「長崎市みなと青壮年部会深堀」を発足。カキ小屋を新たに造り、毎年「牡蠣祭り」を開催するなど、地域を盛り上げる活動を展開しています。
店舗情報
店名：長崎みなと水産 平田屋
住所：長崎県長崎市深堀町5丁目703
営業内容：魚介類の直売（岩牡蠣、干物など）
イベント情報：冬季限定の「牡蠣祭り」開催
長崎県産の新鮮な魚介類や海産物、岩牡蠣はお取り寄せ可能です。
通信販売：https://hirata-ya.stores.jp/
WEBサイト：https://www.hirata-ya.com/
平田夫妻が築く新たな暮らし
浩太郎さんの夢を共に叶えるために移住し、漁師として地域に根付き活躍する平田夫妻。お二人の物語は、夢を諦めないことの大切さと、地域コミュニティの力の素晴らしさを教えてくれます。これからも平田夫妻の挑戦と長崎の地域おこしから目が離せません。
ぜひ「長崎みなと水産 平田屋」を訪れて、新鮮な魚介とその情熱を体験してみてください。
