2026年2月7日(土)放送の「人生の楽園」の舞台は、石川県加賀市橋立町。かつて北前船の船主集落として栄えたこの地に惚れ込み、東京から移住した平塚覚さん(58歳)と妻の久美さん(61歳)が主人公です。歴史への情熱を胸に、蔵を改装したカフェと、愛犬との宿泊できる宿という2つの拠点を営む夫婦。番組で紹介された移住のストーリーや、気になる店舗の場所、地元の美食について詳しく解説します。
歴史への情熱が導いた、50代での大きな転機
宮城県出身の平塚覚さんは、幼い頃から大の歴史好き。大学でも歴史を学び社会科教師を目指していましたが、その夢は叶わずタイヤメーカーに就職します。その後、28歳で石川県出身の久美さんと出会い結婚。39歳で自動車教習所の講師に転職し、定年まで勤め上げるつもりでした。
しかし6年前のコロナ禍、1カ月以上の自宅待機を経験し、「このまま定年を迎えて幸せになれるのか」と自問します。「歴史を身近に感じられる場所で何かを始めたい」という覚さんの強い思いに久美さんも賛成し、二人は理想の地を求めて全国を回りました。
北前船主の屋敷との出会いと「Cafe彦兵衛」の誕生

4年前、二人がついに辿り着いたのが橋立町にある北前船の元船主・久保彦兵衛の分家の屋敷でした。
200坪の敷地に母屋、小屋、蔵が並ぶ佇まいに一目惚れし、2022年に移住を決意します。
まず二人は自宅の小屋をリフォームし、「Cafe彦兵衛」をオープンしました。
- 名物「橋立ラーメン」:訪れる人が必ず注文する、地元の名を冠した一杯。
- 橋立船主五人衆珈琲:かつての船主たちに思いを馳せたオリジナルブレンド。町を調べるうちに「橋立を多くの人に知ってほしい」と願うようになったお二人の拠点として、観光客や地元住民が歴史を語り合う憩いの場となっています。
街歩きを楽しむ「プチホテル彦兵衛」と愛犬との旅
さらに2025年2月、カフェから少し離れた場所に「プチホテル彦兵衛」をオープン。宿をあえて別の場所に設けることで、宿泊客に町の伝統的な街並みを歩いて楽しんでもらう工夫をしています。
- 歴史的建造物に泊まる:日本遺産・北前船主集落の旧屋敷で過ごす贅沢な時間。
- 愛犬と同伴OK:この宿は、大切な家族である犬と一緒に宿泊できる貴重なスポット。
- 地元の美食を堪能:夕食には能登牛のステーキや地元の新鮮な魚介など、石川の豊かな食材を使った料理でもてなします。
町を元気にする「語り部」としての奮闘
覚さんは自らウォーキングマップを作成し、時にはガイドとして観光案内も行っています。移住した二人を支えるのは、温かい地域の方々です。今では近隣住民が野菜を届けてくれたり、宿の清掃を手伝ってくれたりと、深い交流が続いています。
カフェと宿という2つの「点」を繋ぎ、町全体を「面」として活気づけようとする平塚さん夫婦。歴史の息吹を感じながら、第二の人生という新たな航海を楽しんでいます。
| 施設名 | Cafe彦兵衛(カフェ) | プチホテル彦兵衛(宿泊) |
| 所在地 | 〒922-0554 石川県加賀市橋立町ラ 63番地 | 石川県加賀市橋立町ナ40 |
| アクセス | 加賀温泉駅からバス「キャンバス」にて「北前船主屋敷蔵六園」下車、徒歩2分 | |
| 特徴 | 蔵を改装したレトロなカフェ | 1日1組限定・ペット可の宿 |
| 主なメニュー | 橋立ラーメン、オリジナル珈琲 | 能登牛や地物鮮魚のコース料理 |
公式SNS:https://www.instagram.com/cafe_hikobee
ワンちゃんと泊まれる宿「プチホテル彦兵衛」の予約やプラン(料金)等は、以下の楽天トラベルの公式ページで確認できます。
→ 楽天トラベル:プチホテル彦兵衛の公式ページはこちら
まとめ
石川県加賀市橋立町で、北前船主の旧邸宅を再生させた平塚覚さん・久美さん夫妻。歴史教師を夢見た覚さんの情熱は、蔵カフェでの語らいや、愛犬と泊まれるプチホテルという形になりました。名物ラーメンや自作のガイドマップを通じて、町の魅力を発信する二人の姿は、地域の人々に支えられ輝いています。歴史の息吹を感じながら、大切な家族と過ごせるこの場所は、現代の「人生の楽園」そのものです。