2025年3月1日放送「人生の楽園」は、宮城県仙台市にある「木のおもちゃ いつき」を開いた及川幸樹さん(61歳)と妻の千代美さん(62歳)の物語です。ご夫婦の温かい物語と、手作りのおもちゃが持つ魅力を紹介します。
教師からおもちゃ職人への転身
及川幸樹さんは、宮城県仙台市で生まれ育ち、子ども好きだったことから教師を目指しました。地元の教育大学を卒業後、中学校で国語の先生として働きました。33歳の時、同じ中学の美術教師をしていた千代美さんと結婚し、二人の子どもが生まれました。その後、幸樹さんは特別支援学校に異動し、視覚支援学校で研修を受けた際に、手作りの木の教材と出会いました。木の温かみや安心感に驚いた幸樹さんは、自らも木の教材を手作りし、授業で使うようになりました。
おもちゃ工房「木のおもちゃ いつき」の開業
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57歳で教師を早期退職した幸樹さんは、2021年に「木のおもちゃ いつき」を開業しました。「楽しく遊べない子どもは見たくない!」という思いから、誰でも遊べる木のおもちゃ作りを始めました。幸樹さんのこだわりは、おもちゃの「手触り」です。機械を使って削り、最後は自分の手で感覚を確かめながら丁寧にヤスリをかけます。子どもがおもちゃを手に取った時に「これで遊びたい!」という表情になるのが嬉しいと語ります。
妻の千代美さんとの共同作業
幸樹さんはおもちゃの試作品ができると家に持ち帰り、美術教師をしている妻の千代美さんにデザインを見てもらいます。千代美さんからの「愛のあるダメ出し」を受け、問題点を改善し、千代美さんに「かわいくなったのでこれなら買います」と言われたら商品化します。
地元の子どもたちとの交流
工房の隣にあるカフェでは、地元の子どもたちにおもちゃで自由に遊んでもらうイベント「おもちゃの広場」を開催しています。子どもたちが自由にのびのび遊べるきっかけ作りを行い、「子どもたちには、いつも笑顔でいてほしい!」という願いを込めて木のおもちゃを作っています。
店舗情報 いつき 木のおもちゃ お取り寄せ(通販)
店名 | 木のおもちゃ いつき |
住所 | 宮城県 仙台市宮城野区鶴ケ谷京原200 石黒建築工房 & カフェ クラフト 内 |
電話 | 080-9990-1490 |
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WEB URL | いつきオンラインストア https://itsukitoy.base.shop/ Instagram(@itsukitoy) |
木のおもちゃ いつきは、国産の木のぬくもりが伝わるおもちゃを一つ一つ丁寧に製作しています。商品のラインナップは、オンラインショップをご覧ください。
「グッド・トイ」「日本ウッドデザイン賞」受賞「新東北みやげ」入賞
「杜っこのびすくプレゼント」対象商品
「おもちゃの広場」「木育ワークショップ」も開催しています。
詳しくはInstagram(SNS)、公式サイトをご覧ください。